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岐阜県瑞浪市日吉町・南垣外の磨崖仏を見てきた。彫刻された仏像よりも、リニア中央新幹線、日吉トンネルの工事で出た土を運ぶベルトコンベアも異様の景色。

Googleマップを眺めていたら発見した磨崖仏(まがいぶつ)。

先に投稿した正馬様トンネルから車で5分程の場所にある為、ついでに立ち寄って来ました。

っという訳で、自然に囲まれた田舎空に一線。。。

以前にも投稿していますが、リニア中央新幹線・日吉トンネルの切削で発生した土砂を運ぶベルトコンベアーです。

トンネル工事の為に道路も拡張され、毎日トラックがバンバン往復しますので、交通整理の方も常駐されていますね。

まるで、このベルトコンベアーの上を新幹線が走るのかと思ってしまうほど、なが~い。

っというお話はさておき、南垣外の磨崖仏は、このベルトコンベアーの下にあります。

ちょうど退避スペースがあり、ここに車を停めて歩きます。

ベルトコンベアーに沿って続く農道を進むと何やら不自然な岩が二つ。

石柱がありますので、場所や向きは分かりやすいですね。

こちらの岩になーにか模様が見えませんか??

は、大岩に掘られた仏像さんです。

 

 

瑞浪市観光協会サイトより転載

磨崖仏(まがいぶつ)とは、岩山の崖や自然石に仏像を彫刻したもので、像や文字を浮き彫りしたもの、線彫りしたもの、またこれらを組み合わせたものなど、さまざまな技法が用いられます。

自然の岩山などに仏像を彫刻することはインドや中国、朝鮮などアジアの仏教圏で広く行われ、日本においては奈良時代から平安時代の初め頃に造立されるようになりました。平安時代の磨崖仏には優れた作例が多く、鎌倉時代にかけて日本各地で様々な種類の磨崖仏が彫られました。その後、室町時代から江戸時代の作例も各地で見られますが、次第に大規模なものは見られなくなるようです。

この磨崖仏は、瑞浪市北部の日吉町南垣外地区を流れる南垣外川東側の水田の脇にある花崗岩の南面に、線彫りにより地蔵菩薩が彫られているもので、像の高さは約197センチメートル、肩幅は約58センチメートルです。文字が彫られていないので造立年代は明らかでありませんが、彫刻の手法から室町時代から江戸時代に彫られたものとみられ、日照りが続いた際には雨乞いの祈願をしたとも伝えられています。

当市において極めて類例の少ない磨崖仏のひとつであり、当市における地蔵信仰やそれに関わる風習を知るうえでも貴重な資料です。

なお、瑞浪市内では他にも日吉町深沢地区(深沢川上流)において不動明王の磨崖仏が確認されています。

転載元:https://www.city.mizunami.lg.jp/kankou_bunka/bunkazai/1001296/1002399.html

反対側には、このようなくさびの跡が見られますので、石切り場だったんでしょうか。

岩からベルトコンベアーをのぞむ。

はやくこのベルトコンベアーが取り除かれる日が来るといいですね。色々な意味で。

 

もう一つの隧道。

この場所は、CBCテレビ「道との遭遇」で正馬様トンネルと一緒に紹介された白倉トンネルの近くです。

CBCテレビ 歩道・車道バラエティ「道との遭遇」公式サイト
https://hicbc.com/tv/michi/

地元瑞浪市の隧道(トンネル)が紹介されるとのこと、録画してチェックしました。

 

 

道との遭遇での見逃し配信は、2023/5/21迄
https://hicbc.com/magazine/article/?id=michi-movie-23050601

他にも瑞浪市日吉町の手掘りトンネルも登場します。要チェックです!

 

 

番組を見て、本当は白倉トンネルも目指していたのですが、場所がはっきりせず行けそうになくて断念。

参考にしたのはまたもこちらのサイトです。
http://usa-nekosando.pupu.jp/miti_sirakura.t.html

 

すぐ近くにある増福寺さんへもちょいと立ち寄って来ましたが、住職さんがいらっしゃらない様子でしたので聞き込みもせずに撤退しました。

なお、こちらのお寺にも素晴らしい恵比寿さん、七福神の皆さんがいらっしゃり、青い空もあいまって笑顔になれました。

 

ほか、すぐ近くの田んぼの中央に鎮座する巨石=頼政岩(通称ゾウ岩)の記事はこちら
https://tokioxyamada.jp/archives/27173

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