【窯元見学】土岐市駄知町にある美濃焼の窯元「正陶苑」さんへ。ニ代目「祐山窯」さんが作る代表作「ロリエ」シリーズが超素敵♪ 目の前で製造の様子も拝見させていただき、産地直買も出来ました。
オシャレな飲食店が増えた。
ここ数年、土岐市をはじめお隣の瑞浪市、多治見市においてもオシャレな飲食店が沢山オープンし、そこで使われている食器からカトラリーに至るまで他県以上にこだわりが見られていることを感じる様になりました。
さすが焼き物の町、多種多様で自由自在な美濃焼の産地に住んでるんだなって改めて感じます。
欲しくなってしまうような器。
そしてそんなある日、とあるお洒落カフェで出された料理の器があまりにも素敵だったんですね。
どこのお皿なんだろうなぁ~っと疑問に思っても、そういった情報に疎い自分ではラチが開かない。。。どうやら、多治見市 駅前から徒歩3分くらいの場所に地元窯元や作家さんの食器を扱うセレクトショップ「プロダクトストア」さんというお店があることを知り、さっそく足を運んでみました。
(Googleレンズで画像検索させると、出てくる可能性もあるとのこと。)
PRODUCTS STORE
土岐市の株式会社ユープロダクツさんが運営する地元窯元さんの商品や作家モノの器まで扱う直営店。駐車場は、ビル1階部に2台程駐車可能です。
一階フロアは、窯元さんが作るプロダクションアイテム(量産商品)。あとあとで分かりましたがかなり土岐市の窯元さんの物が多く扱われていますね。
こちらは駄知町にある作山窯さんの商品。工場隣接の直販店SAKUZAN ビレッジにも足を運んでみたいですね。
2階フロアは、作家さんが作った商品。いわゆる”作家モノ” と呼ばれるだけあり、1階の商品とはまた違ったオーラを感じます。
そして特に異様なオーラを放つ花瓶がこちら。
土岐市に窯を持つ小澤基晴(おざわもとはる)さんのすみれ?翡翠?の花瓶が展示されています。(非売品)
この投稿をInstagramで見る
そのお皿は、駄知町の窯元で作られていた。
お店の方に尋ねたところ、なんと土岐市駄知町にある正陶苑さん内にある、二代目「祐山窯」さんの代表作「ロリエ」シリーズとのこと。
しかも事前連絡にて、工場内での直販も行われているとのこと。さっそく電話連絡のうえ足を運ばせていただきました。
InstagramなどSNSでも多くの方が愛用し投稿されています。
この投稿をInstagramで見る
そのビジュアル映えはもちろん、手彫りの鎬(しのぎ)模様は、グリップによる安定感をもち、手の取った際、作り手の想いをダイレクトに感じ取ることができます。
なんと灯台下暗し。
正陶苑さんに到着!なんと灯台下暗し。自宅から15分と掛からない場所にあったんですね。韓国料理モグモグさんの近くです。
工房兼ギャラリーでは、実際に目で見て、手に取って、窯元さんとお話を交わしながら対面で買わせていただけることができます。
こりゃ、ここだけでしか味わえない ”プレミア感” がいっぱいです!
こんな感じですごくいっぱいいっぱい陳列されています。
中には、ほんのちょっとだけ傷がついてたり、裏面に難があったりと言ったぐらいの理由でB品となった商品も格安で購入できちゃいます。
日常使いでは全然苦にならないようなものばかりで、その破格さと品質の高さにとっても驚きました!
素敵ですよね!この模様。一つ一つ手で掘られているんですよ。
工場見学までさせて頂けました。
平日の昼下がりにおじゃましたこともあり、運良く工場見学までさせて頂けました。
しかも、タイミング良くロリエ・エムプレートを手彫りしている様子も間近で拝見!
二代目の祐山窯さんによる手仕事。ホント良いタイミングでお邪魔できたと思います。
窯元のお母さんがすごく親切に案内してくださり、コーヒーまでもご馳走になりました。
これもあれも、どっちのプレートも買おう・・・っと溜息が出てしまうくらいに素敵な器がいっぱい!
せっかく色々と話しかけてくださったのですが、品選びに夢中で半分聞けてなかった気がします。すみません。。。
今回の戦利品。
土岐美濃焼まつりなどの陶器市で大渋滞にはまりながらも、血眼になって陶器を探す感覚が分かってきました。
もとてらす東美濃でも一部購入ができるようでした。
種類は少な目ですが、テラスゲート土岐内もとてらす東美濃でも、正陶苑さん、祐山窯さんの食器が展示販売されていました。
レクサスコレクション2022夏にもセレクトされたご様子です。
この投稿をInstagramで見る
現代では、指一本で欲しい物が簡単に手に入る時代。
陶器を通じて、その人とその想いを一緒に買わせていただく。
焼き物生産日本一の町だからこそ、そんな贅沢が手軽に出来てしまう訳であり、せっかくそんな地元に住んで居るんだから、もっともっとそれを享受しながら食器探しをするなんて言うのは楽しいですね。
手軽に同じものが買える時代ですが、やはり窯元現地で作られている工程や、作り手との会話、その商品一つ買うことに対して想いや経験と一緒に買わせていただけるのはネットでは味わえない。このお皿を使うのが楽しみで仕方ないです!
この投稿をInstagramで見る
あれもこれも欲張るやまだの図(笑)
この投稿をInstagramで見る
窯元 正陶苑
住所:〒509-5401 岐阜県土岐市駄知町387−3
営業:9時00分~17時00分(平日)
電話:0572595505
備考:駐車スペース有。ペイペイ決済対応。来場前に事前連絡が必須。12時~13時は昼休憩。土日祝はイベント出店で不在の可能性あり。
HP:https://0719u-ya.wixsite.com/shotoen
SNS:https://www.instagram.com/shotoen/
すでにやまだ家の食卓で大活躍中!
食器が変わると気持ちまで変わる。そして心なしか妻の料理にもこだわりが感じられるようになったかも??