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多治見市にて実証実験開始中のトヨタ 超小型BEV『C+pod』カーシェアリングを試しに乗ってみた。

TOYOTA初の超小型BEV『C+pod』カーシェアリング

HELLO SCOOTER が多治見市にて実証実験開始されていましたので、興味本位で利用してみました。

https://tajimi.helloscooter.jp/

利用可能な車種は、トヨタ自動車 初の超小型BEV(バッテリー電気自動車) C+pod

利用箇所は多治見市では現在3か所。

まずはアプリをダウンロードして、運転免許証を撮影して送信したり、決済となるカード情報を登録する必要があります。

 

多治見市駅前のファミリーマートさんにもある様子。

 

思ったよりも高い。。。

 

日時指定してレンタル予約ができると思ったら、予約=即時利用の形でした。

さすがにこんな時間に利用はしないので一旦キャンセルしました。

 

 

 

 

 

っという訳で、改めて現地予約。

近くまで用事もあったの理由ですが、さすがに慣れない小型EVで市街地を走行するのに自信が無かったので、多治見市旭ヶ丘にある美濃焼卸センター駐車場内にあるポイントにてレンタルしました。

現地に行くと、c+podが充電ケーブルに接続された状態で待機。

充電コンセントはこんな感じです。多分色々な制御、通信装置が入っているんだと思います。

アプリで予約完了すると、車のロックが自動的に開錠されました。スマホのBluetoothなのか、GPSか何かで車体とスマホが通信して制御している感じです。

充電ケーブルを抜きます。

車体の前にポールが立っていますので横にどけておきます。

小さいと思ったけど、そんなに小さくないような・・・コムスの方がゼンゼン小さい気がします。まぁ、あれは一人乗りだし、また別分類になりますよね。

助手席のドアを開けて荷物を置きましたが、ドアが軽い為、追い風でドアがばかーんと開いてしまう。。。

運転席に座ると、足元に色々な通信機器が取り付けられていました。充電状況やGPSなど色々な通信を行う機械でしょうか。

めちゃくちゃ狭いという感じはなく、普通に小さい軽自動車くらいな感じです。以前アルトに乗っていたのですが、それと大差なく感じました。

 

運転席に座ったにも関わらず発車ができません。。。

電源は入れたし、シートベルトもしたし、アプリ予約も正常に完了したし・・・と思っていたら、パーキングブレーキを解除していないことが分かりました。

パーキングブレーキがどこにあるかめっちゃ探してたら10分くらい経過してしまいました。。。普通に左足側にあったのですが、とにかく足元が狭くて暗くて見つけられなかったです。

いざ出発!

運転してしまえば、まぁごく最近の車と同じように走行ができました。

後部荷室に除菌ティッシュや予備の充電ケーブルなどが置いてありました。

とりあえず、旭ヶ丘の美濃焼団地をぐるっと回って、コンビニ駐車場に来ました。

うーん、小さいけど中途半端な小ささ?? 特に目立つこともないですね。

軽自動車より一回りくらい小さい感じです。

っという訳で、10年近く前に試乗した日産リーフの様な加速感や静粛性を感じることもなく、ただただアクセル踏んでも遅いなぁ。といった感触。

道中、テラス席からの眺めが素敵なカフェ織部さんに行こうと思いましたが、なんだかテンションが上がらず、どこにも寄らずに戻りました。

借りた場所に返却して、電源を切って、充電ケーブルを指して、ドアを閉めてアプリから返却手続きをして完了。

最初の発車までにずいぶんと時間を食ってしまい延長料金が発生してしまいました。

アプリから位置情報を確認して、車体に自動ロックがかかります。

 

恐らくご年配の方や、こうした乗りものに疎い方には利用ハードルが高いかと思います。スマホが必須となるので、充電が切れたとか、操作が分からないとかトラブルなんかも多そうです。

 

個人的な結論

良いと思った点

  • BEVが実際の道路で走行できる
  • 話のタネや経験になる
  • 二人乗りできる

 

悪いと思った点

  • 最初から最後まで利用手続きが面倒くさい
  • 車両として魅力(走りや爽快感、見た目)が無い
  • 一般公道では車の流れに乗れないので迷惑になる

とった感じだと思います。

 

都市部や観光地、商業地など、低速でも迷惑にならず、ゆっくりと周辺を散策する感覚で走行したりするには良いと思います。チョイ乗り程度であれば、今のところタクシーのが費用は高いですが便利ですし安全です。

近い将来的には電動キックスクーターも歩道を走れるようになる可能性が高いので、なんとも微妙な立ち位置かなと思いました。

 

あくまで実証実験の話。

でも、こうした機会を与えてくれるのも実証実験があってこそ。

特にマイカー率が高い、この地方にとって誰もがやろうとしないことにも目を向けていらっしゃる、エネファントさんは素晴らしいと思います。個人的には、トゥクトゥクを走らせて多治見市観光に活しても面白いかなと思います。

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