【懐かしの駄菓子屋】土岐市土岐津町にある「かえで商店」さんは令和の時代にも残る駄菓子店。優しい店主と計算しやすい金額なので、お子様の”はじめてのお買いもの”にもおススメです。
時は令和5年。
コンビニ、ドラッグストア、スーパーマーケット、ショッピングモール!
が乱立し、
クレジットカード、キャッシュレス決済、ビットコイン!!
と古きよき昭和のあの頃、母親にお駄賃をもらって買いに走ったあの駄菓子屋の存在すら見ない時代になりました・・・が、なんと量販化や統合化、集約化が進む日本において、稀少であり貴重な駄菓子屋さんが土岐市に存在しています。
お店の名は、かえで商店。
場所は、土岐市土岐津町土岐口920-8。
JR土岐市駅から永久橋を通って総合病院へ向かう道路沿いに、そのお店はあります。
以前から気になっていたものの、やはりコンビニなどの利便性に慣れてしまい、なかなか立ち寄る機会を逃していましたが、春の陽気と息子のおねだりに誘われてやって参りました。
店内は懐かしの駄菓子でいっぱい!
入り口を開くと、すぐ目の前に駄菓子のショーケースが目に入ります。
昭和生まれの小生。
幼かった頃、徒歩圏内あちこちにこうした駄菓子屋さんがありましたが、まさにタイムスリップした錯覚です。
壁側のラックにも駄菓子がたくさん並べられています。
予想以上の品ぞろえと数にびっくり!
「問屋さんは一定数ロットじゃないと卸してくれないから、まとめて買ってますよ」と店主曰く。
各種行事やイベントなどでお菓子の詰合せを求められることも多く、一般客への小売りだけでなく、業販のまとめ買いもされていらっしゃる様子でした。
もう、コンビニ以上に種類が豊富なんですよね。
24時間営業じゃないし、カードもペイペイも使えないけど、ここに買いに来る理由ってあると思います。
大人と子どものユートピア♪
懐かしい駄菓子を見れば「まだ売ってるんだ~」と懐かしみ、
えー!5円玉チョコじゃないの??と、時代の流れと共に変わっていった10円玉チョコの存在にも衝撃を受ける。
他にも姿形を変えながらも、現代にも続いているお菓子が多くてびっくりですね。
もしかしたら、子ども以上に楽しんじゃってるかもしれません。。。
お子様のはじめのお買い物にもおススメです。
ガラスのショーケースを開けて欲しいお菓子をかごに入れて行きます。
小学生以下だとガラスケースを開けるのがちょっと大変かな。
こどもが欲しがってた「ねるねるねーるね」も売ってました!
値段は税込表示で10円とか20円とかのお菓子も多く、お子様の算数の勉強にも良いですね。
「お母さんが子供に100~300円を渡して、自分の欲しいお菓子を計算しながら買って帰る」という光景も多いようです。
ちなみに、1000円ちょいでご覧の通り。
ここにオロナミンCも買いましたが、飲んじゃいました。
駄菓子屋デビューの我が子。
欲しいのを任せてたら、どんどんとかごに入れまくってましたがそれでも1000円チョイなので全然セーフ。
デビュー戦はなかなか好調な買いっぷり。でも少しずつ食べて行ってねと釘を刺す。
お子様好きな店主、楓さん。
先代より受け継いだこちらのお店。
ご夫婦で営まれていらっしゃる様子で、どちらもお子様好きで優しい雰囲気なので安心できました。
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先ほども書いていますが、
- お子様のはじめてのお買い物の練習に
- お菓子を買いながら算数の計算の勉強に
- 親子の絆づくりに
など、商売でありながらも金儲けではなく、人儲け。
地域のお子様に、楽しみながら社会やお金を勉強してもらい、お菓子を選ぶ喜び、食べる喜びを感じて貰いたい。という想いがあるからこそ、ここに存在しているお店なんだなと思いました。
先にも書いておりますが、昭和生まれの筆者。
幼少の頃は、歩いて行ける距離にこんな駄菓子屋さんがいっぱいありました。
ぜひここに来て「昔はこんな駄菓子屋さんがいっぱいあったんだよ」ってお子様にも話して欲しいですね。
駐車場は店舗裏に1台。
駐車場は店舗裏にある砂利の契約駐車場1台があります。
店舗前にも軽自動車くらいなら停められそうですが、割と車の往来がありますので、ここに停めた方が安心安全です。
近日中に、店舗隣に専用駐車場が2台ほど設けられるそうです。
完成後は、こちらに駐車すると良いですね。
余談ですが、店舗前の自販機も100円~110円とお値打ちです。
100円で無駄に量が多くて甘いコーヒーも健在でした。
かえで商店
住所:〒509-5122 岐阜県土岐市土岐津町土岐口920−8
営業:10時~17時頃
定休:月曜日とほか
電話: 0572-55-3337
備考:現金のみ、駐車場有