知る人ぞ知る?瑞浪市稲津町にある無人の源泉かけ流し温泉『稲荷温泉・不老荘』に入ってきました。平日の昼、だーれも居ない温泉風呂をひとり占め。昭和レトロな建物にもびっくり!
2024.5.18 リニア鉄道日吉トンネルでの問題にて、もしかしたら現在はお休み中かもしれません、事前にご確認されると間違い無さそうです。。
薬膳料理の提供も現在準備中とのこと。
2023.11月、みずなみ商工会議所会報によると新しい取り組みが始まろうとしている様子。
記事のみ掲載します。
上記に伴い、利用料も1000円に値上がりされている様子です。(以前は入浴500円で洗髪される方は+100円でした)
ただし、次回に使える300円券やお得な回数券もあるとのこと。
上手に使えば大幅な値上げにはならないかと思われます。
この投稿をInstagramで見る
Instagramも開設されていました。
https://www.instagram.com/inarionsen/
この投稿をInstagramで見る
以下、2022.1.15過去記事。
小雪舞う中、行ってきました稲荷温泉。
平日の昼1時過ぎ、ちょうど午後からの予定が無くなり「ひとっ風呂行くか~」っと瑞浪市稲津町にある稲荷温泉・不老荘に立ち寄ってきました。場所は、土岐市駅から車で25分程なので全然近いですよ。
瑞浪市のあきん亭本店から住宅地を抜けた小高い場所にある稲荷温泉。
専用駐車場は、建物より徒歩1分くらいの離れた場所にあります。
けっこう広い駐車場ですが、さすが平日の昼ともあって1台も停まってません。(ちなみに、温泉は昼12時~20時まで営業)
着替えやタオル、小銭とスマホを持って建物へと向かいます。駐車場から建物は、坂道になっています。
道中の左手側に朽ちたような建物がありますが、こちらが不老荘です。入り口はもう少し先にあります。
建物の煙突から煙がモクモクあがってますね。
さらに坂を上ると稲津神社の鳥居が見えてきますが、その手前になります。
立派な稲津神社があります。近くに世界一大きなお皿などもあるようですが、寒いので今回はスルーして温泉へ向かいます。
回れ左をすると、ここが稲荷温泉 不老荘の入り口。
入り口手前のスペースに車が止まっていたので、もしかしたらここに駐車しても良かったのかもしれません。
事前情報をネットで得ていたので、躊躇ありませんが、なんの情報もなくここに来た方はちょっと勇気がいりますね。
建物こそ昭和31年のものですが、入り口にはしめ縄が飾られていたり、定期的に人の手が入っているのが分かります。
おっと、どうやら東海テレビさんの番組で紹介もされたようですね。
では中に入ってみましょう!
入り口の引き戸を開けるとこんな感じ。
「こんにちは~」と声を出しますが、噂通り無人なので返事はありません。そして靴箱に一足も入っていません。
失礼ながら思いの他、小綺麗にされていて、おばあちゃんの実に来たかのような感じもしました。
時代が時代だけにやはり防犯カメラも設置されています。
営業時間は、お昼12時~夜22時と書いてありますが多分夜20時までだと思います。夜は地域の方がよく利用されていらっしゃる様子。夜は夜でまただいぶ雰囲気が違いそうです。
無人ですが、色々とルールがあります。
飲み物などの持込禁止、刺青、タトゥー、飲酒の方の入浴はダメ。子どもだけの入浴もダメです。
風呂の最終入浴は夜7時20分まで。宴会料理のメニューがかかれていますので、事前予約で宴会もできるんでしょうかね。。。
お風呂の入浴料金は、大人500円、中学生300円、小学生200円、幼児は150円。髪の毛を洗う方は、+100円になります。(ドライヤーやシャンプー代と考えてだと思います)
料金を確認したら、ここにお金を置いて行きます。ちゃんと払いましょう。天の神様も天のカメラ様からも見られてますよ。
何かあれば、呼び鈴がありますので、押せばお店の方が来て、対応してくださるかと思われます。
お金を置いたら廊下を進んで行きます。
夜一人で来るのはちょっと怖いかも。
明るく撮れるスマホを使ってますので、明るく映っていますが、実際はもっと暗いです。
お風呂に入って休憩するのにちょうど良いスペース。お風呂に入って、休んで、また入るといった使い方も出来そうですね。
稲津町の住宅が見下ろせます。絶景ではありません。
廊下突き当りから、入り口を振り返るとこんな感じ。けっこう奥行きがある建物なんですね。
実際に歩いてみるとこんな感じです。
これまたレトロ
廊下の突き当りから階段を下るように温泉風呂へ向かいます。
手前が男湯。奥が女湯。
ちょっと達筆すぎて読めませんが、とにかく体にいいお湯だとのこと。では中に入りましょう。
戸を開くと、外の日が差し込んでいるせいもあり、思いの他明るい。
ロッカーは歴史を感じる木製。南京錠が取り付けられるようになっていますので、一応は鍵が掛けられます。
「昔から有名な皮膚に良いラジウム温泉に、元気になるニューセラミック『コスモプラナ』を採用した、大量の発汗作用がある日本で唯一の気功温泉です。」と瑞浪市観光協会さんの文面を転載しときます。
こちら東濃温泉ガイドさんの記事も分かりやすいです。
https://tounou-onsen.com/inari-onsen/
扇風機、ターボドライヤー、それにファンヒーターも使用できます。
ファンヒーターがしっかりと効きますので、あまり寒くなったのが好印象。(以前お伺いした白狐温泉さんの脱衣所(タイル床)に比べたら全然快適でした)
なんか怪しげな石のことが書かれていますが、問い合わせ先の美濃廣庵さんは地元瑞浪市でも歴史ある有名な会社ですのでご安心ください。満開堂という店名で鬼まんじゅうを販売されていたりもします。
いざ、入浴!
では、浴室に入ってみましょう。まずは動画でご覧ください。ポロリはないよ。
温泉の戸を開くと、ふわ~っと水蒸気が。特に寒い日という事もあり、カメラが曇ってしまいますね。
床はツルツルした感じはありません。
お湯は42℃ほどでしたので熱かったですが、入ったらすぐに慣れていい湯加減♪ 結構熱いお風呂好きなんですよね。
「40℃以下にしないで」
張り紙に厳しく書かれていますが、水で温度を下げることも可能です。ぬるい温泉好きの方は、向かないですが、お昼にサクっと入って、身体を温めるにはこのくらい熱い方が自分にはぴったりです。
温泉は、源泉のみ。とろみや硫黄のような香りはなく、普通の熱いお湯のように感じますが、やっぱり入った後は温泉ならではのポカポカ感。
なんと源泉かけ流し。特徴こそ感じませんでしたが、サクっと入って出たのに体全体が温かく、気持ちも軽くなりましたね。
何度も書かれていますが、洗髪される方は+100円です。こうした貴重な温泉が長く続けられるためにも、ご利用される方の嘘やごまかしは無しでお願いしたいです。
突然の来客にびびる
ちなみに、入浴を終え、ドライヤーで髪を乾かしていると、ガラガラ~っとご年配の方が入浴に来られました。平日昼間だから誰も来ないだろうなんて思っていたので、突然入って来られるとビビりますね(笑)
相風呂となった場合、挨拶くらい交わせるのコミュニケーション能力も必要な温泉かもしれません。
道路の路肩と入り口前のスペースに車が停まってましたが、短時間ならここに停めた方が早かった・・・だろうのか?
以上、やっぱ寒い冬は温泉に限ります!こういう場所は長く残って欲しいです。
稲荷温泉・不老荘
住所:〒509-6103 岐阜県瑞浪市稲津町小里555
営業:12時00分~20時00分(水曜定休、年末年始定休有り)
電話:0572-68-3214
駐車場有、平日昼は利用者が少ない
詳細:http://xn--w0w51m.com/inarionsen/(瑞浪市観光協会)
https://tounou-onsen.com/inari-onsen/(東濃温泉ガイド)←詳しく書いてあります