土岐市・下石町裏山を散策。とっくりとっくん小径は意外と楽しめる。あちこちに隠れてる”とっくりとっくん” を探すのも面白いかも?あと稲荷神社にも行きました。
温かくなってきたし、たまには歩こう
そう思い、最近はランチ後の隙間時間を使って出張先の近くを散策するようにしています。
で、今回はこの場所「下石町」。
「したいし」と書いて「おろし」と読みます。どうあがいても漢字変換で出てこない読み仮名。下石町にはいくつかの地区があり、それぞれ土岐市ならではの景色を楽しめるスポットがあります。
とっくり生産が盛んな下石町
土岐市が焼き物生産日本一の町であることは、このブログをご覧いただいている方にはそろそろ周知のことかと思いますが、焼き物と言っても各地域によって作られているものは様々。
時代によって変動はあれど、椀皿、カップの生産が多いのが泉町、どんぶり、すり鉢生産が多いのが駄知町、そして、下石町(おろしちょう)はと言うと、とっくりの生産が多い町だったりします。
県道沿いにはこのような陶製の立て札があり、とっくり生産の町であることをアピールしています。
とっくりとっくんは、この町のマスコット
そしてご当地マスコットのとっくりとっくんは、下石町のとっくりをキャラクター化したもの。実は相当な歴史があり ”ゆるキャラ” がブームとなる初期の頃から活躍されています。
とっくりとっくん小径は、意外と楽しめる
下石町の裏山地区には、とっくりとっくん小径(こみち)と呼ばれる窯焼き屋さんが連なる道が広がっていて、どの道中のあちこちには、こうした陶器で作られたとっくりとっくんが隠れています。
民家の塀の上で寝そべっていたり、
川を渡るポールにしがみついていたり、
煙突に上っていたり、
一体何匹のとっくりとっくんがこの小径にいるのか?製作者でさえも、すでに把握できないほど作り続けてきたとのこと。
じつは癒されるキャラ
まさしく”オヤジ感” たっぷりなとっくりとっくん。ぜんぜんゆるくないキャラなんですが、その表情や仕草、シュチュエーションが面白良くて、つい散策して歩きたくなっちゃいます。
実際に東京から遊びに来られた友人を連れていったこともあるのですが、「あ!見つけた!」「こっちにも!あっちにも!」っとすごくテンションが上がってましたね。
冒頭にご紹介した立て札の足元には、とっくりとっくん広場があり、沢山のとっくんを見つけることができます。
着ぐるみもあるという熱量の高さ
そんでもって、イベント出演用に着ぐるみもあったりします。
下の写真はじつはやまだが中に入っています。とあるイベントで3回ほど着たことがありますが、暑くて、ちょっぴりホコリ臭くてしんどかったです。・・・もう着ない!
マイ・とっくりとっくんも作れる!
下石町にある荒神山(こうじんがま)さんでは、このとっくりとっくんをオーダーメイドでお願いしたり、自分の手でとっくりとっくんを作ったりすることもできます。
店舗のレジ前に!玄関に! 可愛らしいとっくりとっくんをぜひ置かれたい。
とっくりとっくん制作については過去記事もご覧ください
https://tokioxyamada.jp/archives/2185
駐車場がないので、ローソンさん駐車場をお借りしました。駐車料金分くらいコンビニで使ってあげてね。
稲荷神社にも寄ってみた
そしてとっくりとっくん広場のすぐ隣には稲荷神社があります。階段もちょっとあるのでアップルウォッチの運動リングを回すために上るとしよう。
入り口の鳥居からとっくりとっくんがお出迎え。
春の陽気に誘われて上へ上へと進みます。
「おや?誰か来たんかい」と言いたげなとっくん。
さほど長くはない階段を上ると社務所が見えてきました。
ここにも、とっくりとっくんが。
あれ?車でも上って来れた?
境内をさらに上に進むと、桜がきれいな広場(下石公園)がありました。
ちょっと気がじゃまですが、下石町の町が見下ろせる。
大量のタケノコが捨てられていましたがなぜ?
っという訳で、ほんの10分程のいい運動になりました。