田舎においで。瑞浪市日吉町の農家「日吉機械化営農組合」さんへ田植えの様子を拝見して参りました。地元の美味しいお米がここにあるって知って欲しい。
夏も近づくはーちじゅうはちや♪
ども、やまだです。連休はいかがお過ごしでしょうか。
5月に突入し、全国的に茶摘みが真っ盛りに行われる一方、米農家さんは田植えに超大忙しです。
土岐市街地から車で15分と走った場所にあります、瑞浪市日吉町(みずなみしひよしちょう)の田んぼでも、田植えの様子が多く見られます。
日吉機械化営農組合さんも田植えが真っ盛り
瑞浪市日吉町にある歴史が長い農事組合法人さん(日吉機械化営農組合)に今年も田植えの様子を取材撮影させて頂きました。
今は世界中で混乱が起きています。これからはこれまで以上に「食べる」ことに対して真剣に向き合う必要があるかとおもいます。なので、”取材だから” でなく ”日本の農業であり、米は日本の主食だから” そういった思いで撮影をさせて頂きました。写真は2019年と2020年のものが混在しています。
農業は待った無し。
当日は気温27℃。市街地と比べると2~3℃低い日吉町でも、この暑さはこたえます。なぜに今日はこんなに暑い!
ですが急に暑くなったこんな日でも、米づくりは待った無しです。農業に連休などありません。散水した水が予想以上に早く乾く為、迅速な対応が求められます。
まずはビニールハウスで大きく育った苗をトラックに積み込みます。社員総出で一斉に手早く。レールを活用して効率的に積み込めるよう工夫がされています。
トラックから田植え機に苗をセッティングしていきます。暑いです。
一度に大量の苗箱をセッティングできるので効率が良い。でも暑いです。
慎重に田んぼへ侵入。
熟練の手さばきを目の前で拝見させて頂きました。
日吉機械化営農組合さんでは、農業の機械化を積極的に行っています。昔ながらの田植え(腰を曲げて苗を植える)といったことはせずに田植え機で一斉に行っています。
これからさらに深刻化するであろう食料問題。
普段当たり前のように食べているお米が、どのように作られていて、どんな人が携わっているか考えることなんて、よっぽど無いでしょう。こうしてファインダー越しにせっせと働く、農家の皆さんの姿を見て感謝の気持ちが湧いてきます。
なかなかの自然。来たらちょっと感動します。
さて、この日吉町は、ご覧の通り、山・山・山。市街地に住んでいるやまだからすると、ちょっと別の場所に来たような錯覚を覚えます。車で15分も走るとこんな山なんですね。
耳を澄ませば鳥のさえずり、風の音。この静寂を録音してお届けしたい。
時折、爽やかな風が通り抜けます。どんな空調家電よりも涼を感じます。
収穫の秋ともなれば、小金色に覆われた田園がまた美しい。
コンビニは一件もなく、当たり前のようにホタルの飛翔や、天の川が眺められます。
中仙道や地歌舞伎の芝居小屋など、今も歴史的なスポットや行事も多く残っているのは、まだあまり知られていないかもしれません。
数年後にはリニアモーターカーがこの山間を疾走して通過する町でもありますよ。
やっぱり人は自然が大好き
ここに来ると四六時中発信されるネガティブなニュースのことを忘れられます。やっぱり自然は素晴らしい。本能的に人間が求めるものがここ、日吉町にはあります。
片隅に咲く花にも気づかされます。
連休も今日で最終日。
さて、ゴールデンウィーク・・・もとい、ステイホーム週間。自粛自粛と言いながらもやっぱり外の空気を吸って、自然に触れると気持ちがいいもんです。
日本の食を守る為、暑い中ぼくたちが休んでいる間にも一生懸命汗を流してがんばってくださっている方々に感謝をしつつ、じゃあ自分が今何ができるか、何をやるべきか改めて考えて行動したいと思います。
だからこそ地元農家の味をぜひ。
今回取材させて頂きました、日吉機械化営農組合さんの自社ブランド米『日吉高原がんばろ米』は地元 道の駅「可児ッテ」さんや多治見市駅北ファーム、きなあた瑞浪などでお買い求めいただけます。
お察しの通り、こうした産直売り場も危機的状況にあります。
地産地消という言葉があるように、地元の食材を地元で消費する。言い換えれば、これが農家さんへの感謝の気持ちであったり、農作物を一番美味しく頂くことにもつながります。
直接事務所へお問い合わせ頂きますと直販も可能です。
【お問い合わせ先】
(農)日吉機械化営農組合
住所:岐阜県瑞浪市日吉町8732-2
TEL:0572-64-2620(平日:9時~17時)
ハツシモ、コシヒカリ、ミルキークイーンの3種類から選べます。個人的にはミルキークイーンが好きです。
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