【多治見市希望が丘】日本蕎麦『みづ乃』さんで食す蕎麦は志向の蕎麦。良い水、良い食材を用い、手間暇かけた正直で純粋な味。そして ”ととや”の味。
鳴々、今年も夏が来る。
夏は冷たい蕎麦・うどんが定番となる筆者。
その食べ始めと言わんばかりの景気づけは、みづ乃さんから。
希望ヶ丘の住宅街にぽつんと一軒家で営む、日本蕎麦の大定番。
かつて、アルティストビラージュにて「ととや」を営んだ大将のお店がこちら。
開店同時に向かったにも関わらず、第一駐車場は満車で建物裏にある第二駐車場へ無事駐車。
天井高く落ち着いた空間の店内にはいつの間にかカウンター席が2席増設されていました。
すだち蕎麦は春・夏・秋までの期間限定。
透き通ったお汁に、茨城県常陸秋蕎麦と、新緑にも見た爽やかな彩のすだち。
まるで伝統工芸品かのように美しい一品です。
追加で海老天ぷらも追加。
プリップリの大きな海老に、かぼちゃの天ぷら。お塩を軽く振って、余は大満足じゃぞ。
食後に蕎麦湯をそのまま頂き、夏を迎えられる準備は整った気分で店を後にした。
以下、過去記事。
話は18年前に遡ります。
18年前に遡るんですが、実は多治見市小名田町に住んでおりまして『近くに雰囲気の良い滝(不動明王の滝)があって、すごく美味しい蕎麦屋さんがあるよ』っと聞いて居たにも関わらず、当時20代前半だったヤマダくんは、素敵な雰囲気と敷居の高さにビビって行かずじまいでした。
時は流れ、その場所にお店は無くなっていましたし、歳月の中、そのお店の名前すらも忘れてしまっていました。
さて、本日は多治見市小名田町まで出張訪問。
懐かしい景色は一転し、Amazonやら新興住宅やら、当時の小名田=殺風景な印象と打って変わっていました。
気になっていた蕎麦屋さんでランチ。
お昼は以前から気になっていた希望が丘にある蕎麦屋さんでランチ。
名前は「みづ乃」さん。小名田町から車で5分とかからない場所です。
店舗前の駐車場は3台と少な目ですので、広い第二駐車場を目指した方が無難です。
駐車場は玄関前に3台。ここは狭めです。
第二駐車場が設けられました。
建物のすぐ裏手に第二駐車場が設けられました。
こちらがその第二駐車場。
2024年5月現在、A・B・C・D・Eの場所が専用駐車場になっています。(看板は違ってます)
こんな感じでそこそこには広い。
コンクリートブロックに店名が書いてありますので一目瞭然。
っと言う訳で、お店の暖簾をくぐります。
暖簾をくぐると素敵な庭園があります。
多治見市の閑静な住宅街にある隠れ家的なお蕎麦屋さんで、駐車場は3つ。入り口の暖簾をくぐると・・・
一戸建ての家と同じ玄関ドアにインターホン??
入り口間違えたかなぁと思いながらキョロキョロとしていると店員さんが玄関ドアを開けてお出迎えしてくださいました。
天井が高く、落ち着いた空間。
店内は和モダンでシンプル、落ち着いた空間。
席数こそ多くはないものの、しっかりと距離も確保されていますので、隣との距離が気になることもありませんでした。
お蕎麦は、全て石臼手挽きというこだわり様。
田舎蕎麦をオーダーしましたが、殻付きの玄蕎麦のままを粗挽きで挽いていらっしゃいまして、手間暇がかかる為一日限定10枚までとのこと。
メニュー表 2024.5月
辛味大根
大根おろしとなりますが、蕎麦をいただく前準備にどうぞ。
ツーんとする辛さですが、それが良い。蕎麦汁をかけていただいても◎
海老天ぷら
海老2本と野菜の天ぷら。カボチャと舞茸が入っていました。天ぷらがサクっとしていて、エビはプリプリ。蕎麦同様、ここの天ぷらも最高です。
せいろ蕎麦(大盛)
玄挽きと、すだち蕎麦が売り切れとのこと。全然OKです。せいろ蕎麦も外すことなく絶品ですから。
「最初はお塩でお試しください」とのことでしたが、ここの蕎麦は塩無しで、そのままでも全部食べれてしまうほど、香り善し、味よし、のど越しよし。
蕎麦湯は良いタイミングで提供されます。
〆は、そばぜんざい。
ぜんざいの中に、もっちもちのそばがきが入っています。
お餅でもない、豆腐でもない、その中間的な感覚の美味しいそばがき。ぜひこちらもご賞味いただきたいですね。
美味しい時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。またお伺いします。
以下、2020.6月利用時の内容も含まれております。
蕎麦が到着。
蕎麦が到着しました。
ぼくは蕎麦に詳しい人間でもありませんが一目で良い水を使われているだろう、その艶やかな蕎麦は食べずとも良質な素材を使われている事が瞬時に分かります。
新鮮な香りがして美味しく、のどごしも最高。
二度目の訪問では、おろし蕎麦を田舎蕎麦に変更して頂きました。
織部の素敵なお皿で提供されました。
天ぷらも素晴らしく美味しゅう。
「蕎麦はいいけど、天ぷらが残念だ」ということが、たまに入ったお店であるのですが、みず乃さんでそれは心配無用。天ぷらの揚げ具合も素晴らしく、しっかりと入魂されていらっしゃるのが分かる。
海老もぷりぷりで身が大きく、しかも2本も。
塩を一つまみ振りかけて食べましたが、良き!
写真では伝わらないでしょうが、海老天の身がしっかりと詰まっている。叩いて薄く伸ばして・・・なんていう小細工は一切ない。
ぜひ試していただきたい『そばがき』
口コミにも多くの掲載が見られた、みず乃さんの「そばがき」もぜひご賞味いただきたい一品。
小生、蕎麦がきという食べ物を初めて食べたような気がしますが、これは蕎麦に自信があるお店だからこそ提供できる品であろう。奥深い香りと、優しい食感、爽やかな味が印象的でした。言い換えれば、大人の味です。
蕎麦がき(そばがき、蕎麦掻き)とは、蕎麦粉を熱湯でこねて餅状にした食べ物。
蕎麦粉を使った初期の料理であり、蕎麦切りが広がっている現在でも、蕎麦屋で酒のつまみとするなど広く食されている。「かいもち」ともいう。【Wikipediaより転載】
ワサビと一緒に食べることで、爽やかな味わいがお楽しみ頂けます。
シンプルこそ、その本質を味わうことができる。蕎麦によほどの自信がある証拠。
最初から最後まで美味しい時間をすごさせて頂きました。今度はすだち蕎麦が食べたいなぁ~また行こう。
思い出される過去の記憶。
で、こうして投稿をする為にお店の情報を見直してみたところ、ナントこのお店はその16年前に行けずじまいに終わっていた蕎麦屋「ととや」さんが切り盛りされていらっしゃると知る。。。
当記事の冒頭で書いている、16年前に教えてもらった【すごく美味しい蕎麦屋さん】がこのお店であったのだった。。。
そりゃぁ美味いし、非の打ち所のないはずだ。
10年ぶりに復活された様子で、こちらに移転され今年で2年目とのこと。
最近雑誌にも紹介されたようで、県外ナンバーの素敵なご夫婦が楽しそうにご歓談されてました。
年越しそばの予約販売もされていらっしゃいます。
受け取り時間の12/31 11:30~ 周辺に行列ができるほど。30分でも待てば列は回避できそうですので、時間をずらした方がいいかもです。
蕎麦みづ乃
住所:〒507-0008 岐阜県多治見市希望ケ丘3丁目12番地
電話:0572-56-6000
営業:11:30~14:30(L.O 14:00)
定休:月曜、火曜(祝日営業)
備考:駐車場(店舗前3台/第2駐車場5台)
※1組1台ご利用をお願い
決済:現金のみ(ペイペイは使用不可になってました)
Instagram:https://www.instagram.com/soba_mizuno/
Facebook:https://www.facebook.com/sobamizuno/
余談ですが、以前お店があった場所は現在、複合施設 ARTISTE VILLAGE~アルティストビラージュ~になっています。
▼複合施設についてのブログはこちら
https://tokioxyamada.jp/archives/8001