令和最初の相生座・美濃歌舞伎公演は2019年9月28日(土)16:30~開演。瑞浪市の山奥、日吉町にある歴史的な芝居小屋で素晴らしい地歌舞伎が無料で観られます!
9月です。歌舞伎の秋がやって参りました。
ども、やまだです!子どもたちは夏休みが終わって9月突入。
最近朝晩が涼しくっていいですね。以前、瑞浪市日吉町の農家さんの記事(こちら)を投稿させて頂いていますが、そこのすぐ近くには『相生座(あいおいざ)』と呼ばれる歴史深い芝居小屋がありまして、毎年9月に歌舞伎公演が開催されているってご存知でしたか?
市を挙げて歌舞伎をアピールしてます!
瑞浪市役所の自販機には、こーんな素敵なラッピングが施されています。それほどまでに、歌舞伎をアピールしちゃってるほど大きなものなんです。
明治初期以前からあった芝居小屋『相生座』
資料によると、明治初期まで名古屋市大曽根にあった芝居小屋『常盤座』と明治28年完成の益田郡下呂町にあった『相生座』を分解して、瑞浪市日吉町に移築されたものだそうです。こちらの芝居小屋が今も立派に実在しています。
建物内は資料館として見学も可能です。
相生座は美濃歌舞伎博物館として見学も可能となっています。(事前予約制)
建物内には歌舞伎の衣装や資料などが展示されているほか、化粧・着付け体験も可能となっています。海外からの観光客にも人気だそうです。
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今年の美濃歌舞伎 長月公演は2019年9月28日(土)開催!
令和最初の長月公演は9月28日(土)16:30~開演です。観覧席は早い者勝ちですので、舞台に近い席を狙うなら早めに到着すべし!開園後だと立ち見になってしまうなんてことも・・・。ちなみに、9月27日(金)の敬老公園は地元住人向けの公演となりますので一般公開はされてません。(こちらは予約制)
2016年・2017年の様子。適当に動画繋げてますので雰囲気だとご覧ください。
毎年の如く、満員御礼!
門から相生座入り口までの通りはこの通り協賛企業さんののぼりで鮮やか!
インスタ映えしますよ!
席に着く前に、これを買っておこう!
公演は16:30~21:00位までと長丁場でもあります。最後まで見るには腹ごしらえもしっかりと。館内にはちょっとした食べ物や飲み物、お土産売り場もあります。とりあえず、助六寿司とビール!
相生座の保存と公演の成立は寄付で成り立っています。
長月公演は無料で観覧ができますが、せっかくなら見るだけでなく参加もしてみたくないですか?
おひねりを持参して、演者が見栄をきった時にここぞと投げましょう!普段できない感覚を味わえます。
ほか、寄付の受付を入り口前で行っています。寄付をしてくださった方の名前と額面が相生座の柱に掲示されますので、自分の名前を探すのも一興。これも一つの参加方法と言えましょう。(ぼくの名前も入ってたりして?)
迫力満点の地歌舞伎公演!
地歌舞伎(じかぶき)とは僕の少ない知識で説明させていただきますと、本職の歌舞伎役者さんが行うのを歌舞伎として、それを見様見真似でやっているものを地歌舞伎と呼ぶそうです。方々に、こうした地歌舞伎小屋が今も残っており、当時の歌舞伎のブーム具合を感じます。
↓写真は2016年2017年長月公演の様子
場所によっては手を伸ばせば届く距離で。
【詳細】美濃歌舞伎博物館 相生座
HP:http://www.nakasendou.jp/aioiza/
住所:岐阜県瑞浪市日吉町8004-25
TEL 0572-68-0205/ FAX 0572-68-0611
相生座へは、公共交通機関での便が良くありません。最寄り駅はJR瑞浪駅となります。
瑞浪駅からタクシー利用で片道4000円程度になります。
長月公演開催時は、相生座から徒歩5分ほどの場所にあるゴルフ場「日吉ハイランド」の駐車場が無料開放されます。日吉ハイランド駐車場から相生座入り口まで無料運行バス有。
相生座の見学について
休館日 月曜日・その他臨時休館日あり
入館料300円(施設協力費)
開館時間 10:00~16:00(要予約)
相生座への入館は完全予約制となります。