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カーボランダムでバーベキュー!窯焼きならではの目から鱗のバーベキューに行ってきた。2019年5月25日開催|まちづくりプロジェクト「土岐くらしのラボ」知りどきTrip in 藤山窯(土岐市駄知町)

土岐市が行っている「土岐市くらしラボ」ってご存知ですか?

土岐市が地域活性化を目的に推進されている、まちづくりプロジェクト「土岐くらしラボ」という企画が2年ほど前から始まっているのですが、(失礼を承知で言いますが)どうもピーンと来てなかったのが、ここにきて面白そうなイベントがありましたので立ち寄らせて頂きました。

▼まちづくりプロジェクト「土岐くらしのラボ」について
http://www.city.toki.lg.jp/docs/10601.html

 

今回特に気なったのは、こちら!

 

 

窯に使う棚板でバーベキューとな!?

昨年春ごろからバーベキュー熱が沸騰中のやまだ。チャコールグリルやガスグリルを購入し、スモーク器なんかも入手してはいそしんでいる自分にとって「棚板でバーベキュー」は目から鱗・・・というか「え?どういうこと?」っという未知なものにワクワクさえも覚えました。

という訳で、到着!

 

会場は、駄知町にある窯元「藤山窯」さん。

藤山窯さんは小高い山にあって平地よりも涼しかったです。到着したのが昼1時過ぎ。すでに参加者で賑わっていました。参加者の中には、名古屋など地元以外からの参加が多かったとのこと。

実際に窯元さんの工房も見学ができます。

普段なかなか拝見することのできない工房は非日常かと。

陶器に使う粘土がいっぱい。

ギャラリー兼販売スペースには藤山窯さんの人気シリーズがずらり。

この素敵なレリーフ模様は、鎬(しのぎ)と呼ばれる技法で模様付けがされています。

鎬を削る作業の様子

ジュースやお茶もたくさんありました。

 

「せっかくだからウチの器で食べてもらおう」

いつもは紙皿と紙コップでバーベキューをされているとのことですが「せっかくだからウチの器も使って貰おう(そのほうが断然美味しいし)」とった粋な計らいも。

藤山窯さんの情報
住所:〒509-5401 岐阜県土岐市駄知町2321−144
HP:http://www.ob2.aitai.ne.jp/~tohzan/
電話:0572-59-4821
地図:https://goo.gl/maps/SofXrxXGTu3XzW3z5

藤山窯代表の加藤賢治さん。加藤さん、準備も大変だったと思いますが、後片付け大変すぎですよね!

これらの素敵な器を使ってお食事が出来ました♪

藤山窯さんの器は、断然インスタ映えます!

金魚さんも元気に泳いでいます。子供たちが「えさをあげた~い」って笑ってました。

 

で、気になるバーベキューはというと。

さて、その気になる棚板バーベキューの様子はと言いたいところですが、もうすごい!としか言いようがありません。とりあえず、動画から。

いや~、もう動画を見ただけで伝わっちゃいますよね。この肉のボリュームに、熱伝導の良さ。肉の芯まで熱が通って、そりゃ美味しいお肉が10倍にも20倍にも美味しくなっちゃってました。

 

まず目に飛び込んで来たのは、サーロインステーキ!

おいおいおい!なんだこのぶっといステーキは!?と目を疑いましたが、このお肉は加藤さんのお知り合いの業者から直で仕入れた一品。普通の人では買えないお肉だそうです。

鉄板ではなく、棚板でジュ~っと焼く!
あっという間に芯まで美味しく焼ける、この棚板は一体??

まーそんなことは後回しにして、とにかく食す!うまい!うますぎる!ビールくれ~~~(行政が企画するイベントなのかアルコールはさすがに無かった)

イノシシの肉
新じゃがもほっくほくやで~
新玉ねぎも一層甘さがアップ
フルーツの盛り合わせ!アイスクリームも天然のはちみつなんかもあったし、食後のコーヒー・・・ってどんだけ至れり尽くせり。
写真撮影お預けで食いまくったあげく、すぐにお腹いっぱいに・・・

 

美味しいお肉と開放的な景色。

当日はものすごくよく晴れた一日でしたので、入り口の屋根の下でバーベキューを行いました。藤山窯さんの工房のある場所は自然豊かで解放感のある場所です。美味しいお肉とこの自然があるだけで、もう幸せ!

あれやこれやと忙しそうな加藤さん。
「みんなが喜んでくれれば一番」そんなサービス精神に溢れた人柄だから、みんなから慕われているんだなぁと思います。

小さなお子様から大人まで、和気あいあいと楽しい時間を過ごせました。

 

 

次回の開催があったら、

定員オーバー確定だな。

(こりゃ~だって凄すぎるもん)

 

 

で、棚板の正体ってなんぞ?

っとここで気になる棚板の正体を加藤さんに伺ってみました。棚板の正体は「カーボランダム」と呼ばれる化合物で、ダイヤモンドの弟分ともされているとのこと。遠赤外線効果を利用したピザストーンなんかで用いられるペタライト(葉長石)よりも、おいしく焼けるそうで、実際に当イベントでもパンを焼いていました。

Wikipediaによると、

ダイヤモンドの弟分、あるいはダイヤモンドとシリコンの中間的な性質を持ち、硬度、耐熱性、化学的安定性に優れることから、研磨材、耐火物、発熱体などに使われ、また半導体でもあることから電子素子の素材にもなる。結晶の光沢を持つ、黒色あるいは緑色の粉粒体として、市場に出る。

カーボランダムのこの小さな無数の穴のによって肉の余計な油が吸収されて美味しい肉が焼きあがるとのこと。水で洗って天日で乾かしておけば何度でも使えるとか。硬度、耐熱性にも優れることから、工業用の研磨材、耐火物、発熱体などに使われるほど。そりゃ、窯焼きの棚板にも持って来いですね。

 

カーボランダムとは、ちょっと違うかもしれませんが、こうしたシート状のBBQカーボンシートも最近Amazonなどで購入ができますね。

 

こうした面白いイベントがもっと増えると良いね!

行政側も手探り状態の企画なので少人数制のものが多いのですが、こうしたイベントが若者中心になって大規模になって、市内あちこちで開催されると絶対盛り上がるかなと思います。

他人事で申し訳ないのですが、土岐くらしラボ、これからも陶器にこだわらず、若者視点で、新しい発想で、続いてくれるといいなと思っています。

 

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