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【築350年前の古民家】多治見市太平町・喫茶zohoさんでチーズケーキと珈琲を堪能。素晴らし過ぎる日本家屋と陶器の神が宿る社。町屋建物は石川県より、長屋門は新潟県より移築。

ダイジェスト動画はXにて

 

ゴルフ打ちっぱなしの裏にあった

フォロワーさんの情報を元に、立ち寄ったのは多治見市太平町。

国道19号線「太平町」の交差点を北に曲がるとゴルフの打ちっぱなしのグリーンがあり、まさかこの裏にこんな場所があるとは思いもよりませんでした。

まず、ゴルフのネットの裏には喫茶zohoさんの専用駐車場があります。

蔵珍窯(ぞうほうがま)駐車場と書かれていますが、喫茶zohoさんはこの敷地にありますので駐車可能です。

結構な台数が駐車できるので有難い。

よくみると喫茶zohoと書かれていました。

車を駐車して、徒歩で向かいます。

来た道を戻るかのように振り返ると、とても大きな黒壁のお屋敷・・・この敷地内に喫茶zohoさんがあります。

「多治見市無形文化財指定窯 株式会社 蔵珍窯」っとこの時点で、物凄く敷居の高さを感じてしまいます。

焼き物に関するイベント情報などが掲示されていました。

さらに戻る様に進んで行きますと門が見えてきました。

ぬぉぉーーー、敷居が高い!

ここが喫茶zohoさんのある建物の入り口となりますが、iPhoneの超広角レンズをもってしても画角に収まらない建物の大きさ、門構えと放たれるオーラにおののきました。

静まり返った平日の昼。

「おじゃましまーす」と抜き足差し足・・・って感じで奥へと進みました。

門を抜けると「喫茶zoho、営業中」の立て看板を発見!

ここで場所、間違ってなかったんだっと安堵し、後ろを振り返ると。。。

どこを見ても絵になる立派な建物だなっと感動してしまい、なかなか暖簾をくぐれません。

暖簾をくぐると美濃焼の器が幾つか展示されていました。

うっすらと落ち着いたBGMが流れているものの、人の気配がない・・・ここで大きな声で「すみませーん」っと発するのも行儀良くないかなっと周りを見回していました。

 

とっても素敵な日本家屋。

360度どこを見回しても、立派で溜息がこぼれますね。

往生していると、お店の方がお出迎えくださいました。この場所と同じく、落ち着きがあり温かい雰囲気の方で和みます。

通されたのは、入ってすぐ左手の客席。

後で立ち寄りますが、ガラス窓の向こう側には私設の神社があります。

平日の昼前だからと言うのもありますが、まだあまり知られていないのでしょうか。

何もなくてもここに居たくなるような場所にも関わらず、お客さんが居ません。

ゆえに、お店の方に許可をいただき、遠慮なくバシバシ写真を撮らせて貰えたのはラッキーでしたが。

どの席もより取り見取りな状態でしたが、やはり窓側の席が良いですね。

お冷のグラスもとっても美しい。

 

メニュー表(2023.11)

メニューは季節によって変動があるようです。

喫茶zohoさんでは、美味しいチーズケーキと珈琲を頂くことができます。

チーズケーキと言っても色々な種類があり悩みましたが、初来店は定番的なものにしました。

今回オーダーさせていただいたのは、コーヒーとチーズケーキのセット。税込み千円。

紅茶のセットもありました。

そのほか、こんなメニューも。

至る所にも、移築前から使われていただろう物が多数あります。

これは囲炉裏をぶら下げるものでしょうか。

こちらもまた何に使う物か分かりません。

350年前の町屋は、襖の擦り減り具合からも当時の面影を感じることができます。

350年前、当時存在してなかった、こうしたハイテク機械(エアコン)も雰囲気を乱さぬようにと木枠で囲まれていました。

決済にはペイペイも対応されていました。

それに、飲み物とチーズケーキのテイクアウトにも対応されています。

客室の奥にある襖(ふすま)を開くと。

こちらもまた立派なお部屋。

暖房が置いてあることから、ここも客席として利用可能だと思われます。

古いものを見ると、どんな暮らしをされていたのか、何に使うものなのかと色々と考えてしまいますね。

 

気が付いたら、コーヒーとチーズケーキのセットが到着しました。

お盆には、立派な陶製の角皿にチーズケーキとホイップクリーム。

素敵なコーヒーカップは、喫茶zohoさんを運営する蔵珍窯さんで作られたもの。

なめらかな手触りに、景気の良いベンガラの赤と金。

手に取ると吸い付くようなコーヒーカップは、敷地内の直売所でもお買い求めいただけるかと思います。

外にチラっとみえる神社を眺めながら、落ち着いた空間の中でいただきました。

濃厚なチーズケーキ。

一口ほおばり、温かいコーヒーを嗜む。

ここでの時間は、うってかわって時の流れ、心の落ち着きが変わる。

さっきまで普通に仕事をしていたのは実は前日のことで、今日はどこか旅行に出かけているかのような錯覚に陥ります。

ゆっくり満喫すると、お店の方がぜひ二階のギャラリーもご覧下さいと案内頂きました。

この建物の二階は、MOA多治見子ども美術館が運営する場所のようです。

理事長に「小泉 蔵珍」氏の名前があります。蔵珍窯さんのご当主の方ですね。

なお、MOAを調べたのですが、何の略なのか、どういう意味か分かりませんでした。多分NPOとかそんな感じのものでしょうか。。。

さっそく二階へ上がらせていただきます。

ちなみにトイレは写真右側の扉の先にあります。

二階は少し天井が低くなっています。

移築前は茅葺屋根だったという。維持管理の為、瓦屋根に取り換えたと伺いました。

通路の先に、絵画がずらり。

小学生の描いた絵をここに飾っていらっしゃるとのことでした。

天井の梁となっている木は、真っすぐではなく曲がったりしていびつです。

例えばこの梁が腐ってしまい、折れてしまったら修復が不可能と言われています。非常にナイーブな建物でもあります。

二階から一階を見下ろした様子。ここの梁は真っすぐなものばかりですね。

 

この建物は、石川県より移築した農家の町屋。

この建物の所有者は、さぞ立派な身分の庄屋さんかなと思っていたのですが、オーナーさんにお訊ねした所、この建物は350年前に建てられた石川県の農家(士農工商の中の”農”の中でも元締め的な大家)の町屋で、30~40年ほど前にこの場所に移築したものとのこと。

 

長屋門は新潟県より移築したもの。

そして驚くことに、建物と門は別の場所のもので、こちらの立派な門は新潟県より移築されたと教えてくださいました。

庭園内のモミジは、11月下旬ではまだ進んでおらず、12月に向けて赤く色付くとのこと。

 

私設の神社が敷地内にある。

建物と門が別々の移築元であったこともさることながら、喫茶から見えた神社はなんと私設の神社であるとのこと。

さっそく、こちらも見学、もとい、参拝させていただきました。

 

先ほどチーズケーキを頂いた喫茶zohoさんから見えた先がここです。

その先には、神社へと繋がる門があります。

門を抜け神社へと向かいます。

門の先には、太平神社と石柱の建てられた神社があります。

神々しく西日が差し込みます。

 

私有地に神社??なんで??

っと色々と考えてしまいますが、喫茶zohoさんにてこのような説明書きをいただきました。

詳細に書かれているのですが、こちらについてもオーナーさんに直接お訊ねしました。

かなりざっくりですが、こんな感じです。

時は昭和 、太平町は何にもない田畑であった。

もともと、この土地のオーナーである小泉蔵珍氏は代々神職の家系である。

神社に仕えると同時に、美濃焼でも生計を立てようとこの地に蔵珍窯を開業すべく、30-40年前に石川県より町屋を移築、長屋門を新潟県より移築した。

移築した建物と一緒に倉もあり、その倉を神社としてリメイクし、大阪市内にある陶器の神社より火の神様と陶器の神様をお招きしお鎮まりいただいている。(喫茶zohoの開業は、ここ3,4年前のこと)

「昔の航空写真地図」アプリを用いて、1976年(昭和51年)当時の太平町を見ると、驚くほど何もない田園地帯だという事が分かります。

 

←1976年  2023年→

 

美濃焼の直売所もあります。

入り口の長屋門の二階には、蔵珍窯さんで作られている美濃焼のギャラリー兼直売所もあります。

ちなみに、一階部は製陶所となっており、作陶風景をチラっと見ることができました。入室はNGです。

おののく程の長屋門の二階には、ギャラリー兼直売所があります。

入り口から、階段を登ると門の中の構造がよく分かる。

ギャラリー兼直売所は、奥へ奥へと続くスペース。

要は、門の上を歩いているんです。

蔵珍窯さんで作られている美濃焼が、ズラリと展示販売されています。

色とりどりのお茶碗。

マグカップもあれこれと。

季節に合わせたディスプレイになっていて、素敵な空間で楽しく器選びができます。

綺麗なトルコブルーの美濃焼。

さぞお高いんでしょ?と思われがちですが、お値段は一般的な価格なので安心です。

リーズナブルな価格のものもありました。

一方には価格帯の違ったものもあります。

北大路 魯山人(きたおおじ ろさんじん)の本物か!?

っと驚きましたが、こちらは全くそっくりなレプリカ品。有名美術館などからも依頼があるほど、卓越した技術を誇る窯元であることが歴然。

一枚で29700円かと思いきや、色違い5枚セットでこのお値段なのでリーズナブルな価格と言えます。

陶器だけでなく、漆器や木製カトラリーなどもありました。

雰囲気の良い漆器トレー。

先ほどの喫茶zohoさんでみた赤も同じように、千日かけて出される赤。非常に手間暇のかかった赤色である。

おめでたい食器シリーズ。

セールなども開催されていますので、喫茶と併せてぜひお立ち寄りされてはいかがでしょうか。

入館料を払っても損無いくらい、とても良い時間を過ごさせていただきました。

 

喫茶zoho

住所:〒507-0041 岐阜県多治見市太平町6丁目87番地
電話: 0572-55-6255
営業:10時~16時(ラストオーダー15:30)
定休:日曜、水曜

HP: https://cafe-zoho.com/

備考:専用駐車場有、ペイペイ対応

各種SNSでも並行発信中。

東濃ローカル情報のご参考にお役立てください。

ところで、やまだ君とはいったい?

『やまだ君ってどんなお仕事をしているの?』情報発信を続けるなか、そんなお声をいただくことも少なくありません。別段それといって変わった者でもございませんが、自己紹介も兼ねて記載してみました。

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