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【2023新店】多治見市本町・オリベストリート内にオープンした複合テナント「かまや多治見」内にカレー店「タナカリー」さんがオープン!土器作家”タナカタロウ”氏の渾身の皿と古墳型カレーにコーフン! 他、ハナタロウ商店さん、Grass & Leavesさんも併せてお立ち寄りください。

陶製風鈴の心地よい音色を聞きながら

8月も終盤。

多治見市・本町オリベストリートは、陶器で作られた風鈴の音色に包まれています。

今回は、今年グランドオープンされた複合施設「THE GROUND MINO」さんの真向かいにある、

こちらの複合テナント「かまや」さんに立ち寄りました。

なんと、145年前の三軒長屋で、この春より「かまや多治見」としてリノベーションされました。

現在こちらの建物には、いくつかのテナントが入居されており、その一つに手作りカレーのお店が今年6月New Openされたと聞き平日ランチに足を運びました。

 

ダイジェスト動画

 

その名は、タナカリー。

店名は「タナカリー」さん。

主に、金曜、土曜、日曜、一部月曜と営業日が少なく、営業時間も11:30〜16:00までと短い。

カレー自体も当日分のみの仕込みのようですので、閉店前に売り切れることも多いようです。

変則的な営業になることもあり、事前に店舗Instagramをチェックされると間違いありません。

 

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かまやさんの入り口に、この看板が出ていればオープン中です。

建物の入り口を進むと、ご覧の通り歴史を感じる作り。

かと言いながら、建物の風合いを生かしながら手も加えられていて、古くも新しいセンスを感じます。

1階にはテナント以外に、茶室やイベントスペース、2階には、シェアオフィスなどが入居されているようです。

突き当りの左手に進むと、手前に広めのギャラリースペースがありました。

このスペースでは、各テナントさんや作家さんのギャラリーショップのような感じですかね。

素敵な器や、

土器の展示

作家さんのものから

輸入グラス、

そして、異様に安くてびっくり!

後述しますが、こちらはデッドストック品ではなく新品の商品。

めちゃくちゃ安くてびっくり。(飲食店経営の方などがまとめ買いもされているようです)

 

いざ入店。

入り口から、タナカリーさんの入り口に向かうまでに、観れる場所が多くてちょっと時間がかかりましたが、オープンと同時の11:30に到着!

店内は、カウンター席の他、小上がり席もあります。

カウンター席の色がまた良い!

これから出されるカレーにぴったりなカラーリングなので、写真映えもします。

店主は、土器が好きな様子。

別の作家さんですが、展示会の案内の掲示もありました。

 

メニューはこちら(2023.8)

この日は、チキンカレーで、都度カレーの種類やデザートなど変更がある様子です。

苦手なカレーもあるかもしれませんので、営業情報と併せて店舗Instagramをチェックされると良いでしょう。
https://www.instagram.com/ta_na_curry/

お水やお手拭き、スプーンはセルフサービスとなっています。

 

ご飯の形が前方後円墳!

という訳で、カレーをオーダー。

他のお客さんもいないタイミングでしのたで、特別に調理風景を撮影させていただきましたが、ご飯の形が前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)にびっくり!

「最近ピラミッド型のカレーも多く出てるし、古墳の形のカレーがあっても面白いかな」と店主談。

前方後円墳とは、

前方後円墳 (ぜんぽうこうえんふん)は、古墳の形式の1つ。円形の主丘に方形の突出部が接続する形式で、双丘の鍵穴形をなす。主に日本列島で3世紀中頃から7世紀初頭頃(畿内大王墓は6世紀中頃まで)にかけて築造され、日本列島の代表的な古墳形式として知られる。(wikipediaより転載

 

お次に、当日分に仕込まれたであろう付け合わせを盛り付けていきます。

店主は「田中太郎」さんとおっしゃる様子。

タナカ・タロウ氏が作るカレーだから、タナカリー。なるほど納得!

※キッチンに入っての撮影はご法度です。望遠で撮らせていただきました。

そしてチキンカレーが盛り付けられていき、

完成です!

せっかくなので、チキンカレーの他、デザートとミニチャイもオーダーさせていただきました。

まるで縄文時代を思わせるような土器のカレー皿。

前方後円墳の形をしたご飯は勿論ですが、こちらの器も素敵です。

実際に、田中氏は、こちらの土器を創られる作家でもある様子。

作陶にカレー作りにと活動の幅を広げられていらっしゃいますね。

 

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tanaka taro(@urotakanata)がシェアした投稿

先にもお伝えしていますが、カウンター席の壁の色とこちらのカレーとの雰囲気がバッチリ。

写真映えもしますし、土器のお皿もあいまって、食べながら異国の雰囲気を感じられます。

ちなみに、今日のカレーはチキンカレー。

「フェネグリークとフェンネルを効かせた優しい味わい」と店舗Instagramのストーリーズで発信されていました通り、食べやすいお味。

写真には撮っていませんが、食べ終えた後、もっと食べたくなってお代わりしました。

ご飯の形ばかりに気を取られていましたが、こちらのお米「なんか長細いなぁ」と思っていたら、やはりタイ米でした。

厳密に言えば、タイ米と日本米とのブレンドになります。

懐かしのタイ米。。。

思い起こせば30年近く前に日本米が不足して、タイ米で過ごした時代もあったね。。。

手作りのミニチャイの味も濃厚で美味しかったです。

デザートは、ワタラッパンと言うスリランカのプリン。

黒糖とココナッツミルクを用いたものですが、違和感なく美味しく完食。

 

土岐市の有名陶芸作家「小澤基晴」さんも来店されています。

 

タナカリー

住所: 〒507-0033 岐阜県多治見市本町6丁目59(かまや内)
営業:11時半~16時
SNS: https://instagram.com/ta_na_curry

備考:駐車場無し、周辺のコインパーキング利用

 

併せて「かまや」散策も。

せっかくここに来たのなら、他のテナントさんも覗いて帰りたいところ。

解説を分かりやすくする為、一旦道路まで戻りました。

先ほどの入り口のすぐ隣には、こちら「Grass&Leaves」さんがあります。

岐阜県を中心に全国の有機農園で収穫された有機農産物や有機先進国産の有機加工食品、暮らしに彩りを添える花や生活雑貨を扱っていらっしゃいます。(店舗Instagramより引用)

オーガニック食材と食卓に彩を添えるお店ということで、健康志向の方にぴったりなお店。

ちなみに、Grass & Leaves=草と葉 の意味です。

店内はご覧の通り、地元では珍しい輸入食品や国内厳選のオーガニック食品がずらり取り揃えられています。

冷たーいオーガニックスムージーは、冷蔵庫にて陳列販売されていました。

健康に気遣う筆者。

わざわざAmazonや楽天で購入していた、ヴィタモンのジュースなんかも売ってました。

オーガニック食品に限らず、雑貨などの販売もあります。

輸入品ばかりと思いきや、国産のものもあります。

こちら、美容健康を考えられた化粧品類もありました。

 

数は少ないですが、農薬・化学肥料不使用のオーガニック野菜の販売もあります。

時間帯によっては売り切れてしまう野菜も。

調味料なんかもご覧の通り。

チョコレート類。

で、記事冒頭にも紹介しました激安の輸入グラス。

こちら店内でも販売されていましたが、お値段よーくみると・・・デュラレックスのピカルディグラスが320円/税込み!!?

あまりにも安いので訳アリかなと思い、店員さんにお尋ねすると、これらはデッドストック品ではなく、このようにアンティーク調に作られた新品とのこと。

あまりにもお買い得だし、手触りももっちりしていてよかったので幾つか購入。

飲食店経営の方などがまとめ買いもされているようなので、だいぶ在庫無くなっちゃったかなぁ?追加でまた買いたいです。

メイドインフランスのDURALEXが、320円だなんて。。。赤字??

 

そんなこんなの、グラス&リーブスさん。

実は2回目の訪問になりますが、足を運ぶ度に珍しい商品が多いのでお勧めです。

 

Grass & Leaves

住所:〒507-0033 岐阜県多治見市本町6丁目59−2
営業:10:00〜18:00
定休:毎週水曜日・年末年始
電話: 0572-56-1373

HP: https://grassandleaves.com/
SNS: https://www.instagram.com/grassandleaves_organics/

備考:駐車場無し、カード決済対応

 

続いてお隣の「ハナタロウ商店」さんへ。

まだまだ行きます!同じ建物「かまや」さんには、ハナタロウ商店さんもあります。

入り口はグラスリーブスさんの隣。この馬が目印です。

以前からこの建物にあった「ハナタロウ商店」さん。

足を踏み入れてみて、あれ?と思ったのはレイアウト。

実は、今年4/28(金) リニューアルオープンされていて、場所が少し移動していました。

現在のグラスリーブスさんの場所に旧店舗があり、こちらは新たに店舗として開けた場所。

取り扱われている商品の方向性に、大きな変化はないものの、以前よりも見て回りやすくなっていると思います。

ハンドメイド雑貨や作家さんによるマグカップなど、ここもまた珍しい商品を取り扱っていますので、見ているだけで楽しいですね。

壁面の棚には、ズラっと並んだマグカップの数々。

それぞれ異なる表情のマグカップたちは、ハナタロウ商店さんと繋がりのある全国の作家さんのものだそうです。

地元の作家さん以外にも、全国津々浦々の作家さんのものまで。

店員さんに話を伺いながら、選ぶのも面白いですよ。

 

ハナタロウ商店

住所:多治見市本町6丁目59-2
営業: 11:00〜17:00(水曜定休)
備考:駐車場無し、キャッシュレス決済可 PayPay可

 

食×器のボルテージをビンビン感じます。

この春より大きく変貌を遂げた、本町オリベストリート。

THE GROUND MINOを拠点に、土と器、そして食。

こちらの「かまや」も併さり、観光スポットとして注目の場所だと思いました。

 

「かまやとは」

岐阜県多治見市にて歴史ある古民家を改築し、新しい価値を吹きこむプロジェクト。

古くから陶磁器産業の発展に深く関わってきた「窯(かま)」とともにある多治見の陶磁器、工芸、食、そして暮らしを体感できるひとつの「家」をつくります。

かまや公式サイト
https://kama-ya.com/

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