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【そこはバリですか?】【いいえ、多治見です】多治見市東栄町のカフェ「茶と間・花蓮」さんへ8年ぶりに立ち寄りました。土岐川の流れを眺めながら、忙しい日常への一時停止。ゆったりとした自分だけの時間が過ごせるリセットスポットであろう。

【そこはバリですか?】【いいえ、多治見です】

っという訳で8年ぶりに立ち寄ります多治見市東栄町のカフェ「茶と間・花蓮(ほわれん)」さん。まずは素敵なテラス席からの眺めをご覧ください。

 

南の空に向かって土岐川を眺めることができる

いかがですか?この眺め。「いま海外にいます」って言っても簡単にはバレそうにない景観ですが、実際は多治見市です。

ゆっくり流れる土岐川を眺めていると、目まぐるしい日常が忘れられますね。

建物1階にはテラス席が新設されており、そこから土岐川を眺めることができますが、初めてお店に来られる方の大多数がこのテラス席に魅了されることかと思います。

風も穏やかで晴れた秋の空。土岐川の澄んだ水面には魚の影も見られました。

現実世界との接点を絶つべく、スマホの電源をOFFにしたくもなります。そうです、ここばバリ島です。多治見に居ながら海外に来たかのような錯覚になります。

 

初来店は8年前。

8年前、友人に「本格的な中国茶が楽しめるお店があるよ」と誘われて行ったのが初来店。当時、夜の営業時間に伺ったこともありますが一見してカフェと分かりにくい外観。どこかの ”アジト感” 漂う佇まいからドキドキして入った記憶を今でも忘れません。店員さんに”6年ぶりに来ました”と伝えましたが正しくは8年ぶりでした。

中国茶を本格的な茶器を使って頂きました。すごく香り高い茶葉で何杯も美味しく頂いた記憶があります。

 

場所は、土岐川と中央本線の間にあります。

花蓮さんのお店は土岐川と中央本線の電車線路との間を走る県道385号線、土岐市と多治見市の境界近くにあります。多治見市の境界線を越えるまで道幅の広いとは言えない崖っぷちの道路ですが、JR土岐市駅から車で10分くらいの場所にあります。

右手には中央線の電車。左側には土岐川が流れています。

 

営業は、金・土・日限定。

お店の営業は、金、土、日のみ。天候や事情により臨時休業もある様子です。道路沿いの敷地内に赤い野点傘が立っていたら営業中のサイン。土岐市側から車で向かう場合、見落としやすい為、付近まで来たら速度を落とされると良いかと思います。

お昼12時過ぎにはすでに満車に近く運良く1台駐車することができましたが、お店の営業年数も長く、ファンや常連客、SNSを通じて知った新規客など女性を中心とした幅広い客層に人気を得ている様子。

お店のInstagram( https://www.instagram.com/howaren_lotus/ )を拝見していましたので予備知識はOK。久しぶりの来店でかつ、単独入店でしたが迷いなく入れました。

建物の構造や日照の関係もあり1階エントランス部は暗め。でもご安心ください。

入り口をくぐると砂利が敷き詰められたスペースが広がっています。

テーブル席や雑貨類の展示がありますが、ここはメインとなるカフェスペースではありません。二階がカフェスペースとなります。階段は写真右手側にあります。

陶器や衣服などのハンドメイド雑貨の展示がありました。

建物を丸ごと流用し、自分好みに手入れされた様子。DIYがお好きな店主だと思われます。冒頭でご紹介しましたテラス席は、入り口入って左手側にあります。

2階へ上がる前に手指の消毒をします。クラフト系の案内やリーフレットの配布スペースもありました。

ここで「ごめんくださーい」と声を出しても聞こえない可能性が高そうです。主に2階がカフェスペースとなっていますので、来店の際は階段を上って2階へ上がった方がった方がスムーズだと思われます。(インターホンやチャイムの設置は見られませんでした)

二階席では写真撮影禁止。

とは言いますのも、他のお客様の姿が映り込んでしまったりするのを避けるため。でも、それだけではないかと察します。

とっても静かな場所にお店があり、店内もほど静か。カメラのシャッター音が割と響くなぁと感じ。

2階カフェスペースは、いくつか部屋ごとに分かれた客席があります。案内された席から見えただけですが、それぞれの席に趣があり季節によっても暖や涼を楽しめそうです。

古くとも店内の雰囲気に合わせた装飾や設備の使い方。食器やカトラリーにもテーマがテイストが統一されていてセンスの良さを感じます。近くにギャリル百草(ももぐさ)さんがありますが、また少し違ったテイスト。アジアン系と言うよりも古民家系。でも北欧系、レトロ系・・・カテゴライズして型にはめようとする必要もなく、これが花蓮さんのカフェ。

 

ゆったり静かな時間

お客様それぞれ楽しみ方があるかと思われますが、このカフェでの過ごし方は「ゆったり静かな時間」というのが中心にあるように感じました。来店されるお客様もこの束の間の「静かな時間」を過ごしたく来店されていらっしゃるように思えます。

大きな声で会話したりすることもなく、好きな本を持ち込んで読書を楽しんだり、土岐川をぼぉっと眺めて考え事をしたり、食事や飲み物を楽しみながらも、それぞれの時間の過ごし方があることでしょう。そうした意味でも、カメラのシャッター音の連発は近くで聞きたくないかなっと思います。互いのパーソナルスペース(パーソナルタイム)を尊重することにもつながっていると思いました。

窓側の席の向こうには土岐川の流れを眺めていると、窓から心地よい風が吹き抜けてきます。ともすると、今度は中央線の電車が通過する音も。静かな場所のせいか電車の走り去る音も落ち着いて聞こえてきます。

土岐川を眺められる窓側の席をご案内いただきました。

南向きの陽の差し込む窓側。秋の空は高く、直射日光で辛いという事はありませんでした。

 

メニュー表(2021.10.8時点)

ランチは、11時~13時。花蓮さん人気のベジタブルカレーセットをオーダー。オプションのチーズをトッピングして、食後はホットコーヒーとケーキ。ティータイムではまた違ったメニューの用意もありますので、次回はティータイムにも行ってみたいですね。

出されたお水は天然水のようです。ポットで出してくださり、何杯も御代わりをしました。(無料)

水の美味しさに感動しつつも、土岐川を眺めていたらベジタブルカレーが到着。

豆がたっぷり盛り付けられたカレー。料理に詳しくない為、気の利いたコメントが出来ませんが、とてもヘルシーで奥深い味わいでした。

食後には、ホットコーヒーとオリジナルケーキ。

豆腐で作られたケーキ。大豆本来のほんのりとした甘さとアズキの甘みが口に広がり、こちらも健康的。カフェインレスコーヒーとの相性もバッチリでした。

 

 

『リセット』を求めるカフェ

食事と飲み物を食べるだけならどこのカフェでもいい訳であり、同じように景色の良い場所はいくつもある。

がしかし、このカフェにしかない「静かさ」や「景観」といった落ち着きのあるフィーリング。それに料理であったりお店の方との対話は、忙しい日常への一時停止。ゆったりとした自分だけの特別な時間が得られる切替のリセットスポットなんだろうと思いました。

シェードが風になびいて、ウッドデッキに影を躍らすく様子はバリ島か?と錯覚してしまうかのような景観。癒しや安らぎ、日常からの逃避を求めて、ここで過ごされるのも有意義な時間の過ごし方かなと思いました。(注)筆者はバリに行ったことがありません

ほか、写真撮影こそしておりませんが確かトイレも凄いんです。皆さんでお確かめ頂きたいです。

 

茶と間 花蓮(ほわれん)

住所:507ー0013 岐阜県多治見市東栄町3-74-1
電話:0572-23-4003
営業:金・土曜 11:00-18:00(L.O 17:00) 18:00~予約 日曜 11:00-21:00(L.O 20:00)
※臨時休業あります。SNS等にてお確かめ下さい。

備考:駐車場有、現金のみ

HP: http://lotusflower.dee.cc/howaren.html

Facebook: https://www.facebook.com/howaren/

Instagram: https://www.instagram.com/howaren_lotus/

 

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