妻木町にある絵画と雑貨と焼き物のカフェ『ギャラリースペース岳(がく)』さんへ立ち寄ってきました。木々に囲まれた落ち着きある庭園は、ちょっとしたジブリ感。ツリーハウスがありそこから見下ろす眺めもいい。
毎年10月に開催されていた妻木クラフト展
妻木町にあるギャラリースペース岳さんと言えば、毎年10月に開催されている「妻木クラフト展」の開催地としての印象が強い。ここ2年連続、コロナ禍において中止とされていますが、カフェやガス窯のレンタルスペースとして利用可能です。
妻木クラフト展 過去開催の様子
多くのクリエイターがテントを張り、陶器をはじめ、ガラス製品、革製品、木工製品などを販売されていました。
こうしたイベントにおいて何よりもの醍醐味は、作家さんと直接交流ができること。販売されている商品について自ら説明をしてくださり、まさにクリエイターの心と共に商品を買わせていただく感じが良い。
カフェは通常営業されています
以前夏に訪れたのですがあえなく夏休み休暇だった為、再訪問。道沿いの回転灯も点いていました。
店名の「岳」由来は、オーナーが山岳登山が好きなことから。
駐車場を降り、入口へ進むとご覧の庭園が広がります。
オーナー手作りの庭。屋外のテラス席が3か所ほどあり、囲まれた木々の様子や風を感じながら時を過ごすことができます。
庭園内には、素敵なツリーハウスがあります。
広いお庭の角にはなんとツリーハウスがあり、実際にここでコーヒーを飲んだりもできるとのこと。後ほど観させて頂きました。
どこか少しジブリ感を感じる庭園。
下の写真は、クラフト展開催時の写真ですが、このドアを開けて店内に入ります。
入り口を入ると高い天井に素敵な絵画の数々。
ハンドメイド雑貨の展示販売もありました。
素敵な油絵の絵画はギャラリースペース岳オーナーさんのもの。目の前にして拝見するとその凄みを感じます。
店内カフェスペースもあり、空調の効いた快適な場所でコーヒーなどを頂くことができます。
メニュー表はこちら。「ヴィバレッジ」は水以外を指す”そのほか”と言った所です。ピザセットもあり営業時間問わずオーダーできる様子でした。
今回はケーキセットをオーダー。コーヒーはホットで。
ケーキは市販品かどこかのお店のものだそうですが、カッチカチに凍っていても普通に美味しかったです。「凍ってて申し訳ないから、手作りの栗きんとんサービスするね」っと嬉しいサービス。
館内に併設のアトリエを見せていただいた
お店のオーナーさんは70歳代の女性ですが、このギャラリーのアトリエで絵を描かれていらっしゃいます。
その腕はお墨付き。日展系の作家さんとして描かれた絵は東京などで展示されていらっしゃるそうです。
ちなみに、こちらのツリーハウスは、先ほどご覧いただいた庭園のツリーハウス。かつてはこのように葉をつけていたとのこと。
こんな感じ。
油絵のアトリエに入らせていただくのは初めての経験。10号と呼ばれる大きなキャンバスに描かれた絵画からは物凄いパワーを感じました。
ツリーハウスを見学させて頂きました。
絵画にも描かれていたツリーハウスを見学させて頂きました。
普通に大人二人が登ってもびくともしないツリーハウス。
ツリーハウスの中は小屋になっていましたが、ちょっと狭いですが大人二人くらい座ることができます。室内からテーブルと椅子を出してくださいました。
室内はこんな感じ。ロッジ感があります。
ツリーハウスから建物を見渡すとまた違った景色が楽しめます。どこか土岐市ではない軽井沢や蓼科に来たかのよう。
まだまだ気温が暑かったのと虫が飛んでましたので、やはりギャラリー内でコーヒーを頂いたほうが快適ですが、実際にここでコーヒーを飲むことも可能でそうです。
床を突き抜けてツリーハウスを支える幹。
この場所は、形を変えながら何百年も続いてきた場所だと伺いました。例えば、明智光秀が存在していた時代。
近くには妻木城があることから、もしかしたら熙子に会いに行く道中、もしくは熙子と共に明智光秀がここに立ち寄ったのかもしれませんね。秋を探しに、訪れてみてはいかがでしょうか。
ギャラリースペース岳
所在:〒509-5301 岐阜県土岐市妻木町391−4
HP:https://galleryspacegaku.web.fc2.com/ ←ちゃんと更新されていて関心します
電話:0572-57-3360
営業:10:00~17:00
定休:木曜日
備考:駐車場有、現金のみ、ガス窯利用可能(有料)