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多治見市高根町・JR太多線 根本駅のすぐ向かいの純喫茶「優貴珈琲工房」さんへ立ち寄りました。店内に大きな業務用焙煎機があり、紳士的なマスターが淹れる一杯の珈琲を実直に向き合う通なお店。

JR太多線・根本駅向かいにある純喫茶。

割と珈琲が好きな筆者。

特にこうした珈琲専門店となると、一軒一軒にこだわりが見られ、そこに訪れるだけでも楽しく感じます。

っという訳で、本日立ち寄ったのはこちら。

JR太多線 根本駅の線路の向こうに見える、優貴珈琲工房(ゆうきこーひーこうぼう)さん。

ペンションを思わせる木造の建物、三角屋根が特徴です。

店舗前と側面に駐車場があります。

 

入り口前に書かれた「今月のおすすめ」。

 

珈琲豆のいい香りがします。

お店のドアを開くと、まず目の前に珈琲豆がズラリ。

各国から輸入したこだわりの豆が用意されており、こちらから好きな珈琲をドリップしていただくほか、豆の量り売りにも対応されていらっしゃいます。

輸入した豆をハンドピッキング(手で悪い豆を取り除く)で選別される様子もこだわりの一つ。

優貴珈琲工房さんで焙煎された珈琲豆は、周辺の珈琲店舗にも卸されていらっしゃるとのこと。

その幾つかの店舗のショップカードが並んでいましたが、気になっているお店もちらりほらり。

 

本格的な焙煎機の存在感に圧倒!

そんな店内に目を向けると、真っ赤なボディの珈琲焙煎機にびっくり!

カウンター席の端っこ側におかれているんですが、大きい!とにかく大きい!

写真下、カウンター席の左側にみえる赤い筐体が焙煎機の見切れです。

 

「たった8席の小さい珈琲店」

ショップカードの裏面に書かれていた、この言葉。

喫茶店でもなく、カフェでもない。

ただ純粋にコーヒーを嗜む店として、これからも実直にコーヒーと向き合っていきます。

 

珈琲豆から珈琲具、焙煎機に至るまで、とことんこだわり、その違いや良さを感じて貰いたい。

言い換えればそれを嗜む側も(良い意味で)試されているかもしれません。

従って、モーニングはやってませんし、カフェランチもありません。珈琲を嗜みにお越しください。

 

そして、店内BGMにはピアノジャズなどが流れ、ほど静かで落ち着いた空間。

時々、窓のむこう、太多線を走る鉄道が見られました。

 

今月のおすすめをオーダー。

特にルールも流儀もありませんが、コーヒーを二杯楽しみたかったので、まずは軽めの浅煎り「はるかぜブレンド」をオーダー。

食後で一杯目だったら、深入り珈琲を飲みますね。

紳士な服装、所作、言葉選びをされるご年配のマスターが、カウンターの向こうで一杯ずつ(あなたのために)ドリップしてくださいます。

撮影OK頂きましたのでバシバシ撮りましたが、他のお客さんがいらっしゃる時は自重されたい。

(特に他のお客さんの顔が映ることや、シャッター音が何度も鳴って雰囲気を壊してしまわないように)

常に温かいお湯を切らさないよう保温されています。

お水は軟水を使用。

水質を安定される為、特殊な濾過装置を用いていらっしゃいます。

ドリップの種類が2種類。

紙を使ったペーパードリップか、布を使ったネルドリップかを選ぶことができます。

今回は(ちょっと手間のかかる方)、ネルドリップにてお願いしました。

これ、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、最初の蒸らしは一滴ずつ注いでいるんです。

次に、円を描くようにまんべんなく。

終盤は大胆に。

そうして抽出された一杯をいただきます。

なお、こちらの特徴的なカップ&ソーサーは、地元陶芸作家さんに作っていただいた優貴珈琲工房オリジナル椀皿だそうです。

キッチンから、ダイレクトにカウンターへ出すこともせず、トレーに乗せて隣まで運んでくださいます。

そうした一つ一つの動作のスマートさも流石だと思います。

オーダーした、はるかぜブレンドは、香ばしく、澄んだ飲み口。

フルーティーさも感じられ、ちょっぴり酸味の後味もあり、非常に飲みやすい一杯でした。

 

 

「二杯目は、濃い目の珈琲で。」

っとオーダーさせて頂きましたところ「先ほどは浅煎りでしたので、次は深入りでいかがでしょう?」とご提案くださいました。

「せっかくなら、先ほどのものとは正反対くらいの深入りで」とお伝えすると、、、

メニュー表を元に、チョイスしてくださったのは超深入りのタンザニア。

またまたネルドリップで抽出して頂きます。

先ほどのはるかぜブレンドとは明らかに香りの違いを感じる。

出来上がりました、超深い煎りのタンザニア。

ストロングで眠気の吹っ飛ぶような、ふかーい味わい。

こうした変わりダネが頂けるのも専門店ならでは。

ガツーンとカフェインを注入した感じです。

 

 

やくも声優陣も来られたお店。

そうそう、2021年に放送された、多治見市を舞台としたアニメ「やくならマグカップも」の後半実写パート「やくもの放課後」で、実際にメインキャラ4人の声優さんがロケに訪れていらっしゃいますね。

ちょうど登場人物の直子ちゃんが珈琲好きでありながら、その声優(若井友希さん)も珈琲好き。

しかも岐阜県出身で、店名と名前の読みが同じと来たもんですから面白い。ご縁を感じますね。

オレンジ色の方が若井さん

 

そして、マスターもその時のことを色濃く覚えていらっしゃる様子。

(声優さんらのサイン色紙とかは無いそうです)

 

どんなお店、どんな珈琲も「開けてみなーきゃ、わからなーいよ♪」

この春、素敵な珈琲に出会わんことを願う。

 

実写パート「やくならマグカップも・やくもの放課後」での映像

こちらのサイトにキャプチャがありますね。
https://anitubu.com/archives/post-49023.html

 

 

優貴珈琲工房

住所:〒507-0078 岐阜県多治見市高根町2丁目23−23
電話:0572-27-5600

営業
平日:11時~19時
土日祝:10時~18時

定休:火曜日、第一+第三+第五水曜日
HP: https://yuuki-coffee.com/

SNS: https://www.instagram.com/yuuki_coffee/

備考:駐車場有、現金のみ

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