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【土岐かけプロジェクト】とは何ぞや?っというお話。VTuber 「凹うつわ」さんと出会って感じたことなど。

土岐かけプロジェクトとは

以前のブログ記事にて「土岐かけプロジェクト始動」と発表させていただきました。

この名前についてなんですが、土岐源氏発祥の東濃、土岐川で繋がった町と町、そして仲間と出会えた「土」地の分「岐」点ということ。

こうした意味を総じての ”土岐かけ” プロジェクトであることを最初にご理解いただきたい。

今回は、この「土岐かけプロジェクト」のこと、そしてボクとタッグを組んだバーチャルユーチューバー「凹うつわ」さんについて記すものとする。

 

 

【土岐かけプロジェクトシンボル】

 

 

 

っとその前に。

2024年6月16日(日)岐阜新聞 東濃地域版と岐阜新聞Web版にて、我々の活動を掲載していただきました。

岐阜新聞Web版はこちら
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/399714

 

 

 

そして、Yahooニュースにもご掲載頂きました。

 

 

凹うつわさんが命名。

まるで筆者=土岐をかけるやまだが名付けたかのように捉えがちですが、実は凹うつわさんが命名。

その意図をお聞きして、なるほど納得。

 

例えば「土岐源氏の発祥の地」「土岐川で繋がった町」そして「土」地の分「岐」・・・

いわゆる、これまでたった一人で活動を行っていた私=凹うつわと、やまださんとがクロスした ”出会えた分岐” という意味での土岐×(掛け算)凹うつわ。

そして、これから繋がる仲間との絆の分岐点。

その東濃エリア総力戦プロジェクトを意味し、この地のプロ、各分野のプロフェッショナル集団の意味も持たせています。

 

【実際のやり取り】

 

 

そして、

 

これから繋がる

 

みんなとの絆の岐点。

 

連絡先:凹うつわ 公式ウェブサイト
https://v-utsuwa.jp/

 

 

 

 

土岐 × かける

 

駆ける・懸ける・賭ける・翔ける…

 

持てるもの、すべてをカケル。

 

 

 

 

東濃は、土岐川という一筋の線で繋がっている。

土岐川の豊かな川の流れで中津川ー恵那ー瑞浪ー土岐ー多治見へと一本線で繋がっている。

そして東濃は、土岐源氏発祥の地でもある。

従って、土岐市に限定した活動だとは考えていません。

 

愛知県へ入ると庄内川

土岐川は岐阜県の山間を流れる全長96kmの一級河川。
岐阜県側から愛知県側へと向かい、庄内川の上流部に入ると庄内川と呼び名が変わります。

このまま愛知県へ入ると庄内川へと名前が変わる。土岐かけプロジェクトも愛知県へ進出したいとは個人的に思っている。

 

 

プロジェクト始動までの軌跡

普段から「土岐市」「瑞浪市」「多治見市」というキーワードで調べ物をする筆者。

今年冬だったかな、X(旧Twitter)で、「3か月後に東濃VTuberとしてはじめる者」みたいな奇妙な名前のアカウントがあるなぁと思っていたんです。

月日は流れ、アニメ絵の女の子のアイコンと共に【岐阜県東濃地方のVTuber】って出て来たとき、

 

 

え?

そんな話どこの企業からも

行政からも情報を聞いたことないぞ?

 

 

県外でどっかアニメ好きな企業か美濃焼の団体が始めたのか、運営元が分からず。

出どこが分からないものをフォローはしない。この時は静観していましたね。

 

引用元:https://x.com/v_utsuwa/status/1773555352639828288

 

 

クッソー、なんて面白そうなことを。

どこのどいつが始めやがったたんだ。

 

 

内心、こういった方との繋がりを持ち、事業化したかったボクはひがんでました。

しかし、どこの企業が運営しているのか調べようにも裏付けする情報がまったく出てこない。

 

そしてまた月日は流れ、さすがに「土岐美濃焼まつりの行ってきた」の動画がYOUTUBEに投稿された時は、これはイベント主催元が始めたのかと勘ぐっていたわけで。

しかし、過去の投稿をずーっと遡ってみても、その運営元に関する情報はまったくない。

 

 

なんだろう?

 

なにかがおかしい?

 

そこから延々と約4か月分の投稿を遡って調べてみると、企業や団体なら、ぜったいに投稿しないだろう「思わぬ文字」がそこに書かれていた。

 

引用元:https://x.com/v_utsuwa/status/1747817968338448767

 

 

 

え? ぼく?

 

 

 

ヤラセっぽく見えますか?

 

ヤラセに見えちゃいますよね?

 

でも、これホント偶然なんですよ。

 

 

 

しかも、

うつわさんのYOUTUBE登録日にしたって

偶然だと思いたいんですけど、実は・・・

 

 

こわっ!!!(汗)

 

はやく成仏してくれ~

 

 

1月18日に投稿されたものを偶然にも5月に見つけるという奇妙な出来事。そしてYOUTUBE登録日。

メンションしてくれたら、すぐに気が付けたのに・・・

でも、今思うと、もしかしたら・・・だったのかな。

 

 

 

ところで、VTuberとは何ぞ?

さっきから、VTuber 、VTuberってなんのこと?って思われている方も少なくないでしょう。

当ブログをご覧くださっている方も、比較的年齢高めな方が多い様に感じています。

実際に、筆者もVTuberとやらを本格的に知ったのは、ここ最近。

っと言う訳で、VTuberってまず何ぞや?ってところから、ざっくりとご説明させていただきますね。

 

まず、VTuber=バーチャルユーチューバーのこと。

 

ばぁちゃる?ゆーちゅうばぁ?

おばあちゃん、分からないって??

 

じゃあ、ユーチューバーは分かりますよね?ヒカキンさんとかの。

VTuberさんも同じユーチューバーなんですが、要は「現実世界ではなく、バーチャルの世界で活動をするユーチューバーさん」のことを指しています。

それでもまだよくわからんかもね。

 

 

土岐をかけるやまだで例えてみる

そうしましたら、ここで土岐をかけるやまだで例えてみましょう。

現実世界、土岐市泉町には山田 千尋という人間が実在しているわけなんですよね。

ですが、動画を投稿したり、ライブ配信で視聴者さんと対話をする際、実際の顔を出すことはせず、自分の分身ともいえるバーチャルの姿を作って登場させているとします。

そのバーチャルの姿に息を吹き込み、まるで魂を宿した『もう一人の自分』みたいな感じと言えばイメージしやすいでしょうか?

 

これは、やまだに限った例えではありますが、こんな感じでモデリングされた、土岐をかけるやまだくんイラストは、ある程度、実在する筆者=山田に近いよう描かれています。

 

あーでも ”魂を宿した、もう一人の自分” ってよく分からないですよね・・・。

ここももう少し説明させていただきますと、最近のスマホには、顔を認識する機能があるじゃないですか?

あの機能を使うんです。

スマホの内側カメラに自分の姿を映すと、普通は自分の顔が映るんですが、専用のソフトを用いて映すことで、モデリングされた「土岐をかけるやまだ」イラストがそこに映るんです。

作り込みによっては、実物の山田が、右手を上げるとこのようにモデリングされた「土岐をかけるやまだ」も同じように右手をあげます。

右下に目線を動かすと、モデリングされた「土岐をかけるやまだ」も同じように右下に目線がうごきます。

同様に、左上に目線を動かすと、モデリングされた「土岐をかけるやまだ」も左上に目線が移動します。

 

作り込みによっては、実物の表情を読み取って、モデリングされた「土岐をかけるやまだ」の表情も切替ができます。

ほとんどのVTuberさんはこうした技術を使って「もう一人の自分」を誕生させ、中には声までも変調させて、映像配信をされています。

山田のようにプライバシー保護の観点もあれば、企業のキャラクターのように戦略的なPR活動であったりと理由は様々です。

 

 

なかなか説明が難しいですね・・・(汗)

合ってますかね??

 

では、話を戻しまして・・・

 

 

情報発信を事業化したい

先にもお伝えしたように、実際にコロナ前から「地元の情報発信を仕事にしたい」って考えていたんですが、なかなかまとまらずに流れていました。

そんな中、突如現れた東濃VTuberさん。

「これは一体どこの企業さん?組織?がやられているのですか?」

すぐにフォローバックをして、DMを送信。

 

すると返ってきた返信には「完全に個人でやっています」との旨、度肝を抜かれました。

この東濃でVTuber?

美濃焼がコンセプト?

付喪神? 何て読むのこれ?

ちょっとしたパニックになりながら、その投稿に「良かったら協力しますよ」とシェア。

 

地元なんなら誘ってみたい!

これまで温めていたアイデアと一緒に企画書をお送りしたところ「ぜひやりましょう!」と合致。

そんなドラマなのか、アニメなのかで起きてもおかしくない流れで今に至ります。

 

 

【初公開】やまだ風 凹うつわ もどき
(やまだ絵師さんによるラフ)

 

 

土岐市の今と、望む未来など。

土岐市において、まず行政の情報発信が不得手・不十分であると思っている。

縦割りの組織体制は依然と変わらず、横の部署との連携が見られない。

それに地域企業や商店、団体もホームページやSNSがあったとしても最新情報が掲載されていない。

ウェブにおいての、オウンドメディアすら持っていない団体も多い。

いつどこで、どんな行事やイベントがあるのか把握しにくい。

一方、すごく魅力的な場所や、お店、行事やサービス、取り組み、そして地域を良くしようと無償で頑張っている人たちも沢山いるのに、それを伝える手段にまとまりがなく、乏しいのが現状で、そうした存在が多くの情報の中に埋もれてしまっている。

逆にそうした魅力を発見した時の喜びはひとしおでもあるが、本来は広く一般的に知られて欲しいものである。

 

 

東濃=美濃の地は世界に誇れる

ましてや、この東濃地方は、美濃焼の聖地として世界からも注目をされている。

そんな場所にも関わらず、特に土岐市は、多言語化やローカライズ化、インバウンドの受け入れも全くザルといった状態。非常によくない。

そして、有志団体が結成されているセラミックバレー構想は、どの組織よりも群を抜いて美濃の地を世界にアピールし続けている。

 

セラミックバレー美濃公式サイト
https://ceramicvalley.jp/

 

 

多治見市本町・THE GROUND MINO
https://theground.jp/

先日のブログでもお伝えした通り、12年間、自分がこの東濃内外で実体験してきた物事をブログ記事にして発信してきた。

さすがに12年も続けると、多くの方が観て下さり、Instagramのフォロワー数も先日1万人突破。ありがとうございます。

 

違った角度でアピールできる

だけど、スピードの速いネット社会において、筆者がこれまで続けてきた情報発信の方法ってすでに時代遅れの化石だと思っている。

そして、この近い未来の先にあるメタバース時代を迎えるより前に、地元VTuberさんとタッグが組めれば、今までとは違った年齢層や、ファン層に東濃地方のことを全国にアピールできる。

また、サブカルの国=日本として、美濃焼の聖地としても世界にアピールできるんじゃないかって思えたんです。

 

その為にも、この方=凹うつわさんが、バーチャル観光大使に委嘱(いしょく)されるよう、バックアップが必要だと考えました。

観光大使として公的な認証バッジがあれば、世界へも進出がスムーズだろう。

その上で、さらに高みも目指して欲しいって勝手に考えてもいる。

 

 

東濃にとっての希望であり象徴。

一方的に押し付けてはいるものの、美濃焼産業の低迷が続く東濃地方において、凹うつわという存在は希望。

そして、冷たい表現になるが、ぼくにとっては成果物となる象徴。

 

20年先の未来に、凹うつわさんのような方が「自分のできることをもって地域と繋がり、盛り上げていける土岐市にしたい」と出現し、どんどんと活躍して貰えるような町や行政になってほしい。

その為の実例、象徴になれればって考えた。

そして、二人のわが子にも、そんな町で過ごして欲しいと思っている。

 

 

プロジェクトでやってみたいこと。

将来的に、土岐かけプロジェクトではこんなことも取り組んでいきたい。
とにかく資金と人員、ノウハウなど必要な要素が盛りだくさんなので、こりゃ、市長にでもならんとあかんね(笑)

連絡先:凹うつわ 公式ウェブサイト
https://v-utsuwa.jp/

 

 

郷土食ばかりを取り揃えた”東濃飯屋”を開業させたい!

へぼ飯、イナゴの甘露煮、しぐれ、自然薯、味ご飯、五平餅、 ころうどん、鰻・・・

こうした郷土グルメの背景には、その地の時代風景が大きく影響していますので、東濃地方のグルメが一挙に堪能できるような東濃飯屋のオープンも駅チカで開業させたい!

以下2枚、高山城高山宿史跡保存会様より資料提供

東濃弁の保全もね。

 

土岐市文化プラザに大勢の来客があるのに勿体ない!

年間通して、超有名な歌手やアーティスト、バンド、ミュージカルなどがライブを開催される土岐市文化プラザ。

毎回毎回、駅がパンクしそうなほど混雑するのに駅周辺や会場周辺は全くと言っていい程、何もないし、変わらない。

企業誘致、飲食店開業、せめてイベント開催時は、キッチンカーを置くなりできへんのかね??

駅北なんてなーんかあるか?これも、なんとかしたい!

 

今年だと、浜崎あゆみさんのライブが土岐市文化プラザで開催された。

2月には毎年恒例のテニミュの公演が3日間開催され、駅周辺は若い女性で溢れ返った。

これまでに、T.M.RevolutionやB’z、TUBE、などなど本当に多くのビッグネームにご利用いただいている。

 

 

個人目線での想い

「土岐をかけるやまだ」と名付けていますが、事実、土岐市が、東濃が、岐阜県がどうのこうのでもなく、自分と関りをもってくださって、心が通ったすべての人や町が良くなって欲しいなぁっと心に従って動いています。

よほどのことが無ければ、土岐市の為、地元の為、ましてや特定の誰かの為になんて動いてないと思う。

そもそも、なんとかの為、って言い方が、どうも偽善っぽくてあんまり好きじゃない。

逆に、自分の心に従って動くことに間違いはないって思ってる。

 

地域貢献は結果論であり、最初からそれを目指すような偽善活動は自分単体では行わない。

(もし、どこか過去記事をご覧いただいたのであれば申し訳ありませんが、これが今現在での指針です)

何県であっても同じく、観光や商工の経済活動の発展だけでなく、人と人との交流人口を増やし、町と町とが協力しあい、心と心が繋がる優しい世間になるようにしたい。

それは子どもから大人、障害をもった方や、遠く故郷から離れて住む方、ぜんぶにおいてそう思う。

移住定住、二拠点生活、いじめ問題、少子高齢化、保護ネコ支援活動・・・数え上げたらきりがないけど、人生の折り返し地点にいる自分にとって、何ができるか、何がやれるのか考えて行動したい。

その為にも、色々な人と関りをもって、対話を繰り返して、まず自分なりに理解したい。

 

対 VTuberとのジレンマ

素顔を出さない VTuberである凹うつわさんと関わらせていただく中で、最初に衝撃的だったのは フェイス to フェイスで話ができないこと。

今までウェブ制作やイラスト制作などをクラウドソーシングを行うときでも、最低一回は直接クリエイターさんとはお会いして話をしている。(実際に東京の方ともやっていた)

 

相手の価値観や信念みたいなものまで含めてパートナーシップを築いて行くのが自分のパターンなんですが、今回に限っては ”素性こそ重要機密”。

そんな重たい情報を、まだ何の信頼もない間柄で背負える訳がない。

臆病と言えばそれまでだが、ハッキリ言ってそんな覚悟もない。

 

自分はリアル対面でのおしゃべりが好きな方なので、うっかり漏らしてしまったら・・・と思うと怖くてしょうがない。

 

会ってしまったら

ゲームオーバーだな

 

極端な話、ぼくが先方の素性を知ることで双方にリスクが高まることがあると分かり、対面は完全に避け、業務以外のことも話さない様お願いもした。

もちろん、住所や電話番号、中の人のことすら一切知らず、聞かず、今もこうして日々メッセージのやり取りを繰り返している。

 

 

仕事がやりにくい

得体もしれない相手とのやりとりにおいて、ジワリジワリと距離感を詰めることが”面倒だな”って感じていた。

実際に一度、直接会えば、すぐ分かるんだけどな・・・仕事がやりにくい。

 

よほどの想い入れや関係性が無い限り「こいつ、よー分からんわ」と言って離れてしまうことも少なく無いと思う。けれど、何となく向こうもそうした空気を察しつつ丁寧に慎重に返信をしてくれる。

分からないからこそ、分かるように歩み寄りが必要なんだと思った。

これは、VTuberに限らず、外国人観光客にだって同じことが言えるはず。

ただ地元にお金を落としてくれるだけの人ではなく、受け入れ側も相手の価値観や文化、マナー、生活を知る必要がある。

その上で、何に魅力を感じてくださっているのか、何に困っているのか、何をしてあげると喜んでくれるのかを聞いてみたり、実際に取り組んで検証してみる必要がある。

笑顔で観光ガイドを渡してあげるだけでも、印象は違う

 

田舎にありがちな「俺が、俺が」といった独りよがりは通用しない。

譲歩しながら【自分とは違う何か】を勉強させていただく感覚でいなきゃダメだと思った。

 

そうして、1ヵ月やりとりを繰り替えさせていただき、お互いに小さな約束を果たすことで、ちょっとだけ安心感を得られるようになったと思う。

でも、まだ分からないことだらけなんだけど。

 

筆者の名前は千尋。

譲り合いや歩み寄りといいながらも、この1ヵ月の間はかなり人間性を試させてもらった。

”千尋(せんじん)の谷”という言葉がある通り、底深い谷に落とし、這い上がってきた我が子だけを愛する獅子(しし)のごとく、うつわさんには何度とプレッシャーをかけたつもり。

一時的に返信が滞り、これで終わったかな?なんて思ったら、後日、まったく前向きな回答を出してくるのである。

「この人、ちょっと頭おかしくない?」って邪推もした。

 

そうしたことが、数回繰り返しあったにも関わらず、ひるむことなく食らいついて来てくれた。

これは楽しかったし、嬉しくもあった。

 

ぼくが、偉い方と大喧嘩してしまったことにより、凹うつわさんが目指す観光大使へのロードマップから大きくルートの変更を余儀なくされたこともあったけど、「そうしたこと早くに分かって良かったですね」と背中を押してくれたこともあった。

その節は、本当に心配かけました。

 

 

他力本願な人が多かった。

今までに幾度と地元の方から

  • 「やまださんのように有名になりたいです」→有名じゃないけど
  • 「しっかりとブログが書けるようになりたいです」→いや適当だけど

っと口ぶりだけ立派な人たちは少なく無かったし、2週間もたずにだいたい音信不通になるか、言い訳をして離れていった。

忙しい時期もあって、うつわさんにはそれ以上に厳しく当たっていたように感じる。

それなのに、いま1ヵ月と2週間が経過している。

 

いい意味でマイペース。

ここで少し嫌味を言わせていただくと、ぼくに比べてだいぶ動き?いや、判断が遅い。

すぐに返して欲しい返事が全然返ってこない時もあった。

しかし、その「判断が遅い」裏には、めちゃくちゃ多くの思案があったり、試行錯誤のこだわりがあることに最近気が付き始めた。

ゆっくりでも、スキマ時間で作業をしたり、寝る時間を削って一生懸命に依頼したものをカタチにしてくれる様子が、返信の時間や間隔から目に見えるように分かった。

それと、上から目線で申し訳ないですが、この中の人は、負けず嫌いで頑固だなって思った。

全集中、うつわの呼吸。

 

 

 

変化こそ最大の魅力。

もちろんボクの方が年上(あ、すみません。先方は99歳でしたね)で、地元ではそれなりに知られているからという委縮や遠慮もあったと思うけど、最初は受け身ばかりだった印象が強い。

でも、ここ最近は自分の意見もどんどん出る様になったと感じているし、だいぶ遠回りしたけど、Yes なのか No なのか、何がしたくて、何がしたくないのかも、少しずつですが明確に意思表示をしてくれるようにもなったと思う。

自ら活動の幅も、どんどんと広げていて、やっぱ ”これで生きていく” って本気なんだなって分かった。

「うまい!うまい!うまい!」
食レポも頼む、うつわぁっ!!

 

 

主役になりたいわけではない。

自分が「地元で有名なブロガー、インフルエンサーだ」と言われてから気が付くけど、別に主役になりたいわけじゃない。かといって脇役がいいとも思っていない。

ただ、目の前でがんばっている人を応援して、その成果を陰で見てほくそ笑みたい。

その為に、自分がどこまでやれるか、持てる力を最大限に活かしてみたい。

 

そして、こんなことを言ってしまったら本末転倒かもしれないけど、個人的にバーチャル観光大使だなんて全く興味はない。

バーチャル観光大使になろうが、なれまいが、今まで同様に【地域を良くしたい】と考えて、動くこと、情報を発信し続けることに変わりはないですよね?

まあ、バーチャル観光大使に委嘱される日まで、直接お会いすることもないのでしょうけど。

 

まだまだ全然・・・なうつわさん。

そして、いま必死にがんばっている、凹うつわさんを知りながら発する言葉ではないけれど、まだまだ全然ダメダメな「凹うつわ」さん。

地域の事はもちろん、ぼくの理想、そして東濃の今も停滞する曇った部分を分かっていらっしゃらない。

地域社会との繋がりの浅さのせいでもあるし、これは致し方ないと思うけど。

 

だから、ボクを通して、地元を良くしたいと活動されている機関や団体、企業さんや商店さんなどを、どんどんと繋げたいなって思っている。

その道中で、きっとこの地元での嫌なことや、良くない風潮なんかも感じ取ってくれるでしょう。

 

変化のないビジュアル。

凹うつわさんの情報発信における Live2DやDiscord、OBSを用いた動画配信は、技術的に斬新で目を見張るけど、ご視聴くださった方へ、何を求めているのか内容や描写から本質がまったく伝わって来ないこともある。

え?わたし可愛いでしょ?
って言いたいだけ??

中の人と2Dイラストが連動して表情や仕草が変わっても、心の表情は見えないから、ぼくは、いつも画面は見ずにラジオ感覚で視聴していることも多い。

まるで、国民的アニメの如く、永遠のアイドルを演じられるビジュアルはVTuberにおける最大のメリットであり、プライバシーを保護する最強の盾でもある。

でも、それを否定するかのような意見になるけど、普段から対面でしか接客をしていないボクからしたら、顔が見えないことで心の通い合いが難しく、余計な詮索や時間、労力を費やされる最大のデメリット、弱点でもあり、人間という不完全だからこその美しさ、尊さを消してしまっている欠陥だと思った。

 

しかし、コンテンツを楽しむユーザーにしたらそれはまた別の話。

もしかしたら、自分が送ったコメントに対して返事があったりすると得られる感覚も違うのかもしれない

送ったことないから分からないけど。

ライブ配信などで双方向にコミュニケーションが取れれば、それはそれで「繋がった」という感覚が得られるのかもしれない

実際に、6/17(月)凹うつわ公式YOUTUBEにてラジオ出演させて頂き、その本質が分かりました。

画面の向こうで動く、うつわさんを姿を見ながら話すのって、すごく新しい感覚で感動しました!

 

それでも、まだまだ、自分には分からないことだらけ。

でも、だからこそ、地元で起こることなんだし、投資する価値は十分あるってのは、よーく分からせて貰った。

 

 

 

『別の何者かに生まれ変われる』

世界中のVTuberの中には、様々な理由で家から出られないけど、それでも誰かと繋がりたい、社会に貢献をしたいという強い想いをもって活動されている方も少なく無いと聞いた。

素顔をさらさない、声を変調させることで、別の何者かに生まれ変われる。

アバターを用いて、もう一つの人生を、自らの手で作り上げられる理想郷。

より内面(言葉だけでなく、意識や行動、そしてその心)が重視され、新時代における「人の在り方」も少しずつ変わって来ていると感じられるようになってきた。

 

凹うつわさんは、それをどこまで体現し、ファンを惹きつけるのか、そしてこの東濃にどう影響を与え、変えて行くのか見所である。

まさに残された半生を費やすに、最大級に面白いコンテンツを見つけてしまった気分である。

ぼく、みてますよ

 

 

まず土岐市を重点的に発信する理由。

2025年、土岐市は市制70周年を迎える。

ここに向かって、土岐市のバーチャル観光大使を目指す為の実績作りをしたい。

これは、ぼくが最初に、うつわさんへ提案した内容。

だから、土岐かけプロジェクトの動画には土岐市ネタが多い。

 

 

冒頭で説明したとおり、土岐川の一筋で繋がった東濃を、順をおって、多治見市、瑞浪市、恵那市、中津川市、時々可児市、御嵩、美濃加茂・・・岐阜、高山。

そして、愛知、三重へ東海三県までも広げたいと思っている。さて、何年かかるやら。

 

その為には、土岐かけプロジェクトは絶対に途絶えさせたくないし、これをきっかけに皆さんに気づいて貰いたい。

自分たちが住んでる場所がどれだけ世界からみたら凄い聖地なのかと言う事。

そして、魅力的な町であるということ。

さらに、素性を隠しながらも、真っすぐに地元の魅力を発信し続けているVTuberがいることを。

 

 

これまでの土岐かけプロジェクト実例

 

「土岐をかけるやまだ」とは

今さらですが、筆者は土岐市泉町に住んでいる「山田」というごく普通の一般市民。

14年前に独立開業して、主に企業や個人に対しパソコン販売と修理とホームページ制作&保守で生計たてています。

パソコン修理ブログやSNSをご覧いただいてコロナ禍では、かなりの数、宅急便を用いた修理も行わせていただいたりもした。

 

 

土岐をかけるやまだの活動は、12年前からブログやらSNSで地域のグルメやイベントなんかを発信してたらいつの間にか、皆さんが認知してくださるようになった。

一時期ですが土岐市観光協会の役員理事まで務めている。

 

 

そして、自分から「土岐をかけるやまだ」です、とは一度も名乗ったことはない。

東京の動画制作会社さんに60秒の自己紹介動画をオーダーしたら、「土岐市を駆ける男やまだくん」とタイトルを付けてくれたのでそのまま使ってるだけ。

土岐も、時も、ときも、漢字もピッチもどれでもいい。

土岐をかける田中さんや、木村さんが出現しても構わない。

商標登録も著作権登録も一切してませんし、想いがあるのでしたら、ぜひお使いください。

情報発信も別に土岐市に限定はしていない。自分の感性でずっとやっている。

未だに自分が地元で有名だとかインフルエンサーだとかも思ってない。

ただ声を掛けられたり、あちこち取材なんかするときに相手側から「もしかして?」と言われる事が多く、それがきっかけで仕事にも繋がったりしているので、認めざるを得ないという状況。

 

中には、本当はひっそり営業したいけど、混雑して困ったというお店もあったと思う。逆に申し訳ない。

町内だけで行っていたお祭りがあまりにも良くって、町内では対応できなくなるほど大きくなったイベントもある。

 

 

文化を保全、途絶えさせない仕組みも考え構築したい。

例えば、2023年を最後に幕と降ろした曽木公園の逆さ紅葉ライトアップなんかがその良い事例。

地元有志が曽木町で行っていたライトアップが、あまりにも素晴らしく全国から観光客が殺到し、毎年オーバーツーリズムとなっていたが、やはり終了というのはもったいない。

これはもう町内ではさばききれなしい、「高齢化に伴う開催不可」なんて理由で終えてはならない。

なんとかして復活させたい!

情報発信に限らず、こうしたイベントを保守することも土岐かけプロジェクトの使命なんじゃないかって勝手に思ってます。

 

 

リアルで会うとどうなる?

自分は普通に一般市民であり、芸能人でもなんでもない。ふつーに地元の飲食店でランチを食べている。

こんな煉獄さん風には食べてない

 

こうした意識から、地元で実際にお声がけされると、相手と自分との温度差がだいぶあるのは十分分かっている。

「すみません、人違いです」と言って逃げたことも数回あった。

土岐かけプロジェクトの反響の良さもあり、そろそろこの塩応対する態度を改めなきゃなって反省しているところ。

 

なお、主にXでは、たまーに土岐が平仮名になっているのは、人気声優の土岐 隼一さんに配慮してひらがなに。

土岐川が氾濫しそうな時に、現状を連続ツイートしてたら、土岐さんファンに煙たがられた経験がある。

申し訳ない。

土岐川が氾濫すると多くの市民が危険な状態になるんです。

 

 

 

おわりに。

2024年半分が過ぎようとしてますが、今年を漢字一文字で表すと【凹】しかないだろう。

普通に生活してたら、“凹”なんて言う漢字、ほぼ使わないけど、ここまで沢山使ったのは人生で初めてだ。

 

それに、美濃焼販売のお店とか立ち寄ると、だいたいPOPとかに【うつわ】って書いてある。

それを見て【あ、凹さんだ】ってなる。

もう病気かもしれない(笑)

それほどまでに、このプロジェクトが自分の人生を占拠しているっということ。

凹んだ器の中に、関わるすべての人たちの信頼が溜め込めるよう、一つずつ誠実に取り組みたい。

 

そして、うつわさんが、凹(おう)なのであれば、ぼくは凸(とつ)なのかと思う。

土岐かけプロジェクトの凸ゲキは、現状ぼく、土岐をかけるやまだが担っているから。

現地に来られない「うつわさん」の代わりに、今は、ぼくがその目となり、取材の打合せ時から先方の想いや価値観、会話の雰囲気も分かるよう撮影している。

次の段階では、ライブ配信の機能を使って、双方向にコミュニケーションができるようにしたいですね。

そうしないと、やはりこの場の空気感を掴み感じるのは難しいと思う。

 

それにしても、PCだと、へこみと打って「凹み」の送り仮名を消して、、、が面倒い。

最近は変換の要らない【うつわさん】にしている。

口頭でも、そろそろ名前で呼んだ方がいいのかなー。

 

凹さん?うつわさん??どうなん??

 

キョウモ ナニカニ オワレテ オワル

 

再び、求むプロジェクトメンバー!

連絡先:凹うつわ 公式ウェブサイト
https://v-utsuwa.jp/

 

 

 

では、土岐市民の歌でお別れとしましょうか。

長文お読みくださり、誠にありがとうございました。

追伸、夕方5時になると町に鳴り響くのは土岐市民の歌のオルゴールバージョンである。

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